女は強し | カメロンのブログ

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ここ最近、読んだ本について、書きます。

映画「サイドカーに犬」の原作も収録された、
芥川賞受賞作品「猛スピードで母は」。
両方とも、淡々としている。
平熱が35℃くらいの作品。
時々、泣きたくなる。
そして、ちょっと人間を好きになる。
細かいことは言えないけれど、
オススメしたい作品です。

猛スピードで母は (文春文庫)
長嶋 有
文藝春秋

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横溝正史さんの金田一シリーズ。
最後の事件「病院坂の首縊りの家」。
私は、このシリーズが大好きで、ほぼ全部読んでます。
文庫本でシリーズが出ているので、揃えようかなと思っています。
何がいいって、このおどろおどろしさ。
文章からほの香るいやらしさ。
タイトルからして、普通こんなんつけます?
ま、このタイトルがぴったりな小説なんだけども。
金田一さんは相変わらず大活躍です。
ちなみに、私の中の金田一さんは、古谷一行さんです。

病院坂の首縊りの家―金田一耕助最後の事件 (1978年)
横溝 正史
角川書店

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大石静「四つの嘘」。
今、テレビドラマにもなっているこの作品。
41歳の女たちの物語。
高校時代の同級生たちなのですが、
どの女も好きになれない・・・。
私の周りに、こんな人たちいないし、いたら疲れそうだ。
肉食獣の匂いがぷんぷんする、色気のある女たちの話。
ドラマでも、大石静さんが脚本を担当されるそうで、
今後が楽しみです。
この小説が、新聞小説であったことにもびっくり。

四つの嘘 (幻冬舎文庫 お 20-3)
大石 静
幻冬舎

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この作品たちは、いずれも強い女達が出てくる。
生き方がへたくそで、ちょっとアホで、
「こんなはずじゃなかった」と思ってる人もいて。
ただ、魅力的な登場人物の共通点は、
「言い訳をしない」潔さを持ち合わせているところ。
そこが、かわいげにもなる。
こういうところから、ちょっとずつ
生き方のヒントを得ている私は、
「とにもかくにも、夏の夜には、横溝正史」
と思う強い女の一人です。