ホントにワタクシごとですが、パーマをかけました。
ナイスパーマです。
と美容師さんが褒めてくれました。
パーマをかけることだけ決めて入店、あとはお任せ。
雑誌を見ながら、あーだこーだと話をして、
今の長さだとこんな感じでどないだ?という髪型が見付かったのだが、
なんか気に入らない。
美容師さんも、このままは四角っぽくていけてないから、
アレンジしましょうと言ってらしたのですが、
私の気になるポイントはそこではなかった。
「このあごに沿わせた毛が気に入らん!媚びとる!」
言った瞬間、自分が一番納得した。
美容師さんも、「分かりました!」と一言。
いやはや、私のかわいくない性格も分かられたんだろうなぁ。
そしてナイスパーマになりました。
さてパーマ。
ショーウインドーに斜め45度の角度で映った時、
「あ、こんな髪型の男の人が好き」と思った。
くるりんと目にかかるくらいのパーマヘア。
ちょっとけだるげな感じが好きやな。
そう思って以来、テレビで見た斉藤和義さんが気になってしゃあない。
彼が直毛ならきっと興味がないであろう。
そう思っているうち、高校時代のことを思い出した。
高校1年生の1年間だけ、私はJRで通学していた。
1時間に1本しか走らない単線だったため、学生にはすこぶる人気がなく、
学校の中でもほんとに少数派だった我々は、
自らをJR民族と名乗っていた。
そのJR民族の中に、すっごく気になる先輩がいた。
涼しげな目元にかかる、くるりんパーマ。
制服のシャツは第4ボタンくらいまで開けていて、
いつも音楽を聞いていた。
そのヘッドフォンのコードが胸元をたどる。
そしてその胸元たるや、透けるように白い!
胸がはだけているので、
「むねはだ(姓)けい(名)」さんと名付け、
友達と「けい」さんの噂をよくしていた。
「今日、学校でけいさんを見た」
「けいさんが体育やってた」
「けいさんが笑った」
など、他愛もなさ過ぎな会話を毎日楽しんでいた。
そして、春夏秋冬を越えて、
私は近鉄電車に乗り換えた。
それ以来、けいさんをお見かけすることもほとんどなくなり、
けいさんは我々の中でフェイドアウトしていった。
夏でも涼しげだったけいさん、元気かなぁ?
最後まで、本名知らなかったなぁ。
おじさんになってる姿は想像できない。
そういう意味でも、私にとっては永遠のアイドルです。
はかなげな人に惹かれるのは、
自分にないものを求めているからだな。
改めて知らしめられました。
パーマさまさまです。