先日、子供の頃から大ファンだった人に会ってきました。
いや、見てきました。
そして、生声を聞きました。
うっとり。
その名は………
カール・ルイス。
読売新聞で講演会の無料ご招待のお知らせを見つけ、
すぐに応募。
後日、当選のハガキが届いたのです。
ワクワクしながら、当日を迎えました。
忘れもしない、ロス五輪。
当時、小学生だった私は、テレビにくぎづけ。
カールを見るために。
無敵な速さ、無敵なジャンプ力。
圧倒的な強さと美しさ。
憧れました。
それ以来、私の脳裏にはいつもカールの勇姿が刷り込まれ、
学校の運動会の前日には、
「明日、起きたらカールの足になってたらいいな」
と、何の気無しに思っていました。
あれから、20年の月日がたちました。
今、46歳のカール。
やっぱり、老けてるんかなぁ?
会場のお客さんは、私ら世代、私らの親世代、
陸上をやっている学生たち。
広い世代にファンがいる。
さすがや!
司会のアナウンサーの方が前フリ。
読売新聞のえらいさんのご挨拶。
満を持して、舞台上手から、カール登場!
うわ~!
足なが~~。
かっこいい~~~。
カールはカールでありました。
髪型が五厘刈りになってたけど、
ありし日のカールがそこにいました。
カールは、お客さんをいじりながら、
講話を進めていく。
一番前の女性に自分のシャツを触らせて、
「ロストバゲージに遭って、昨日新しいシャツを買ったんだ」
「どう?いい生地でしょ?」
などと会場の空気をどんどん柔らかくしていく。
次は、対談コーナー。
スポーツ小説家の先生との対談なのだが、
質問が難しくて、睡魔が襲ってきた。
こっくりこっくりしたところで、休憩。
カールによるストレッチコーナーに次いで、
観客からの質問コーナー。
みんながいろんな質問をしていく。
心に残ったカールの回答。
「人生で嫌なことがあるのは、いいことをいいと思えるために
あるんだと思うよ」
子供をアスリートに育てたいと言う妊婦さんには、
「子供には、サポートとチャンスを与えてください。
そうすれば、いいアスリートになれなくても、いい人間にはなれるよ」
あぁ、なんてステキな言葉。
何かをなしえた人の言うことは違う。
器が大きい。大きすぎるよ、カール。
翌日が誕生日のカール。
お客さんからお祝いの言葉をもらったカールは、
自分と同じ誕生日の人をステージに上げた。
そして、会場のみんなで「ハッピーバースデー」の大合唱。
ほんわかした気持ちになりました。
そして、お開き。
カールは、想像以上にスーパースターだった。
惚れ直したぜ。
次にお会いするときは、
もう少し英語をヒアリングできるようになっとくわ。
カールの五厘刈りを見たときに、
「五輪選手だけに・・・」と内心思ったオヤジギャグ好きな私。
私の上にも20年の月日がたっていることを、
実感いたしました。