変な記事タイトルですが。

しょうもない話なんで読まなくていいですよ

 

昨日、副作用止めの薬について書いたけど

ちょうど一年前におんなじこと書いてた。

しかも多めに飲んで副作用止めの薬で

副作用が出る失態を犯している。

進歩しないなあ自分。

今現在飲んでるのはアーテンだけど

昔はタスモリン(アキネトン)ービペリデンを飲んでいた。

どちらもパーキンソン病の治療に用いられる抗コリン薬。

 

いきなりですが、先日

ビペリデン(アキネトン)の話をブログ記事に書いてる間、

PCで(Youtubeで)ずっとビートルズの

「Magical Mystery Tour」を聞いてた。

 

ビペリデンのこと考えると

思い出してしまう昔の記憶がある。

ビペリデン、ビートルズ、ピザトーストが美味い喫茶店。

これらが記憶の中で紐づけされていて

自然と思い出してしまう。

まずは前口上を述べさせてください。

 

19世紀の劇作家・芸術家のオスカー・ワイルドはこんな言葉を残した

『人生の大事件はしばしば人を無感動のままにしておくものだ。

あとで考えると絵空事のように思える。

我々はこの記憶という重荷を避けようとし、それの鎮痛剤を用いる。

ところが些細なこと、つまらないことはいつまでも心に残るのである。

(オスカー・ワイルド全集3 青年のための成句と哲学 箴言 356ページ)

 

この格言の言うとおり、どうでもいいしょうもない事柄

やたらと細かく覚えてる記憶ってありますよね。

 

まだ京都に住んでた頃。

鬱を再発して精神科に通ってた。

抗うつ剤とともにドグマチールという薬も処方され

その副作用でアカシジアが出てしまい

当時はタスモリンという名前の薬を処方されていた。

今はもう販売されてないらしいが、

画像のこの金色のシートはよく覚えてる

 

タスモリンを飲むとアカシジアはぴたりと止まった

そのかわり口渇気味になって少し不快だった。

 

寺町京極、六角通りの付近、

今は無き河原町ビブレがあったあのあたり。

ここによく通ってた喫茶店があったんですよ。

雑居ビルの狭い階段をあがった2階にある、

店内がビートルズのポスターやレコードで埋まっていた店。

BGMもビートルズのみ。タスモリン飲んだせいで

喉が渇いてて、この店に入り

ピザトーストとコーラを注文して

急いで店を出た、という記憶をいまだに覚えている。

(なぜ急いで出たのかそれは忘れた💦けどなぜか急いで

ピザトースト食べて急いで出たことは覚えている

覚えてなくて幸いかもしれない…どうせしょうもない理由だ)

 

今でも覚えてる、

店に入ったとき「Hello,goodbye」が流れてた。

席に座って注文して、

出てきたピザトーストを急いで食べて

会計を済ませて店を出る時「All you need is love」が流れてた。

正確には曲の出だしのラ・マルセイエーズのイントロを聞きながら

店を後にしたのを記憶してる。

多分店内で「マジカルミステリーツアー」のLPを流してたんだろう

Strawberry Fields Forever聞きながら注文を待って

Penny Lane、Baby You're A Rich Man聞きながら

急いで平らげたということになる。

Baby You're A Rich Man聞きながら

慌ててピザトースト食べる姿想像するとなんかやだな

 

帰りに阪急河原町駅に降りた際、

駅の売店に置いてあるマンガ雑誌の表紙が

カバチタレ(の連載開始)だったのを

覚えてるのでそれを手掛かりに

ネットで調べたら1999年5月のことでした。

ネットって便利ですね。

 

脚色なしで本当に事細かく記憶してるんですよ。

タスモリン飲んでのどが渇いた状態と

喫茶店のピザトーストとビートルズ。

なぜこんなしょうもない事を細かく覚えてるのか。

まったく脳というのは不思議ですね。

オチはないです。ただこれだけの話。

 

そんな理由で昨日今日とビートルズ聴いてたんですけど

やっぱいいね。自分は母親の影響で初洋楽体験はビートルズなので

その原始体験が刷り込まれてる。