7月になりました。

アルバム発売、大型歌番組出演、新曲披露などいろんなことが目白押し過ぎてエイトもエイターも大忙しなんですが、これは書いておかねばと思い今更なんだけども舞台「俺節」のことを。
 
まずはヤスくん、カンパニーの皆さん、全公演お疲れ様でした!
 
 
とりあえずの端的な感想としては、
 
 
なんかすごいもの観てしまった
 
 
これに尽きるんですよ…。
 
ヤスくんの演技はもちろん、他の役者さん達の演技、音楽、美術、照明、音響…キリがないくらいの細かな演出も含めてすべてがこの作品を創り上げることに一体となって、強い、強い力を感じずにはいられませんでした。
 
 
私は小劇場演劇が大好きで、今までたくさんのお芝居を観てきました。
その中で心を揺さぶられた作品はいくつかありますが、「俺節」もそこに加わりました。
それは私がエイターであることとは関係のない部分だと確信しています。
演劇ファンの1人として、もしこの作品を観られなかったとしたら、とてもとても悔やんでいたことでしょう。
観られてよかった。出会えてよかった。
そういう1本でした。
 
 
物語に引き込まれるだけでなく、そこにいる全ての人達の心の動きや表情がACTシアターの2階でも、オリックス劇場の3階でも伝わってきたんですよね。
それってすごいことなんですよ。大きい劇場だとどうしても届ききれない部分があるんです。
もちろん福原さんの演出がすごいってことなんですが、カンパニーが一丸となって全ての人に届けようという“圧”がすごかった。
そんなカンパニーの真ん中に立っているのがヤスくんという事実に、とてもとても誇らしかったんです。
 
 
公演期間中、私の好きな小劇場界のスター達がたくさん観に行っておられました。
その感想のツイートや、カンパニーの役者さんたちのツイートやブログ、スタッフの方のつぶやきなど、どこを切り取っても絶賛されていて、観てない人には「褒めすぎちゃう?」と眉唾ものだったかもしれないけど、あれは本当に皆さんの心からの絶賛の声だったのだと思います。
それに値する作品でした。…と私も褒めてばかりですね(笑)。
 
大きな劇場での公演だったから、私にもチケットが巡ってきて本当にありがたかったです。譲ってくれたお友達、どうもありがとう。
全てのエイターに、演劇好きの人に、音楽の好きな人に、観てほしかった作品です。
 
 
それにしてもたくさん泣きました。
コージの歌に。オキナワの想いに。テレサの強さに。
北野の言葉に。師匠の哀愁に。
姐さんたちの優しさに。行代の覚悟に。戌亥の情愛に。
そしてみれん横丁の人々の姿に。
 
だけどあの「俺節」は終わってしまったけれど、コージもオキナワもテレサも、みれん横丁の人々も私達の見えないところで続きを生きているような気がします。
 
今回の舞台に描ききれなかった部分も原作にあるんですよね?(読んでませんすみません)
いつか「俺節2」「俺節3」のような形で上演してくれないかな…。
またみれん横丁のみんなに会いたいです。
 
 
 
そしてヤスくんのことを。
そしてエイターとしての私は正直に言うと嫉妬しました。
こんな芝居をしてしまうヤスくんに。
「こんな芝居ができる」ではなく、「こんな芝居をしてしまう」ことに。
(例えるのなら「ガラスの仮面」の北島マヤですw)
 
私の知っているヤスくんではなく、そこにいるのはコージ。
圧巻の演技、熱の入った歌唱…、そういう言葉では片づけられない、片づけたくない、安田章大ではない海鹿耕治がそこに居たのです。
 
自分でも「命を削って演じていた」と言ってたんですよね。
命も、体重もヤスくんから奪っていったコージだけど、それ以上の何かをヤスくんに与えていたコージ。
安田章大は海鹿耕治ではない。
だけどヤスはコージで、コージはヤスじゃないとコージじゃなかった。
テレサとコージでコージだったけど、ヤスとコージでもコージだったのだと思います。
 
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2017年の春から初夏に向けて「俺節」に、そしてコージに出会えたことを私はきっと忘れることはないと思います。
 
とにかく、お疲れ様でした。
ありがとう。