日本のニュースもドラマも見ないようにしていますが、
あまりに話題…というか、問題になってるようで
“抗議殺到”という言葉に
思わず目に留まってしまいました。
今シーズン放送されている
というドラマ…
グループホーム(児童養護施設)で暮らす子どもたちの視線から
物語を描いている作品のようです。
私は作品を見ていません。
とっても気になるけど、今は見るべきじゃなから我慢します

内容そのものはわからない。
ただ、子どもの目線で描くのも、
テーマも悪くないと思うし
そこから色々なことを考えたり、受け止めたり
できるのなら
とても意味はあると思います。
日本テレビの水曜22時枠といったら
これまでに
「光とともに…」「14才の母」「アイシテル~海容~」「Mother」
などの親子の愛をテーマにしたドラマをいくつも放送しているから
おそらく通じる意味合いも込められているんだろうなとは
なんとなく想像できるので…
それぞれ私も見ていたから、
「重たいなぁ」って、けして見てて明るい作品ではないものもあったけど
考えさせられる内容でした。
今回のドラマは知らないから、
軽々しく言ってはいけないのかもしれないけど…
今回、抗議が殺到してるのは
主人公のニックネームのようですね…
赤ちゃんポストに預けられた設定の子の通称が「ポスト」
配慮がなさすぎる!!
それを読んだだけでも胸が痛みます...
慈恵病院が抗議をするのも当然でしょう
でも、放送中止要請…
そこまでする必要があるのかは
内容を見てみないとなんとも言えないですが…
せめて、そのニックネームだけは変更要請できないものなのかな?
話の途中で呼び方が変わるって、明らかにおかしいけど
明らかに配慮がないものだったら、変わっても仕方ないかと
私は思うんですが…
あぁ本当に
なんで、当の本人たちの気持ちを無視した
こんなニックネーム設定できるのかな

ニックネームについて
なんで、普通に「名前」で呼び合わないのか?
は、主人公のセリフに
「私たちは親からもらった物は全部捨てた。過去も、名前も」
というものがあるらしいです。
逆境を乗り越えて逞しく生きる姿を象徴しての
「あえて」のニックネームってことなんでしょうか…

実際にドラマが世に出るまでに
きっと何度も会議を通して作品になってるはずなのに
抗議が出るのも想定できたでしょうに
それでもこのニックネームで突き通した、テレビ局の意地?
もあるかもしれないですけど、
実在の子たちの気持ちを思ったら、
やっぱりもっと配慮してあげてほしかった
私が保育士資格のために施設自習をした先は乳児院で、
児童養護施設(主に3歳くらい~)に入るよりも前の
もっと小さな子たちでした。
意味もわからずそこにいたと思いますが、
あの子たちが大きくなって、自分の境遇を理解したとき
どう思うのだろう。。。
実際にもっと大きな子たちだったら、
ドラマを見た時点で傷付く子もいるでしょう…
赤ちゃんポスト事体に
賛否があるのは知っています。
当時は私も新聞などでもしっかりと読んで考えていました。
一概に推奨できるものではないのは、
設置した当人方だってわかっていらっしゃって
それでも命を救いたい思いで、
設置を決めたのだと思います。
そして、
実際に救われた子どもたちもいます。
私は、短大のとき
他県から来たクラスメートたちに
うちの県の虐待件数の多さを驚かれ、指摘され
すっごく悲しかったです。
実際に、ニュースが多かったので
もうその話は聞くだけで辛かったのに


地元ニュースで毎日のように尊い命が犠牲になってる話を聞くと
だんだんそれが当たり前で、よくあることだよねって思わないと
やっていられないような、なんだか感覚が麻痺しそうにもなって

だから、そういう子どもを救いたい気持ちもあったけれど、
実際に自分は施設には行かなかったので現状は詳しくわからないし
グループホームに就職した友達の話も聞きますが
体力仕事なので、本当に大変で……

保護される場所があること、
それで救われる子どもがいるから
必要があるわけで
そういう物がなくても
子どもたちの命が危険にさらされないような世の中だったらいいのに、
現状はそうでないから
存在するわけですよね。
一人でも、救われるなら
意味のあるものだと私は思うし
難しい問題ですが…
本当に難しい問題ですね

ドラマのこの先もとても気になります。
極力ニュースも見ないようにしてるのに、ブログは周りに情報が多すぎるし
しばらくページ自体を開かないようにした方がいいんだろうなって
今回一番無関心でいられないこの手の話題を見てしまったのがいけなかったけど、
反省してしばらく離れようと思います(>_<)