勝手に私なりに思っていることを書きます
間違ってることもあるかと思いますが、大目に見て頂けると有難いし
参考程度に思ってくれたらいいな...ということです。
今までも私 Au Pair 、オペア、オーペア…連発してますが、
これはアメリカでは現在26歳までの(くどい

J1ビザ(交流訪問が目的)のひとつに該当する
ホストファミリーのお宅に住み込み、子どものお世話をしながらお給料をもらう
ただの住み込みベビーシッターとは違い、国際文化交流のためのプログラム。
(基本はそうでも、捉え方は家庭によりけり…悪い場合は、「家政婦」扱い

アメリカでの「オペア留学」は、1年間で学校の「6単位」取ることが必須
一般的なフルタイムの留学生が1期で「12単位」取らなければいけないのに比べれば、(多少学校によって異なりますが)必須単位はとても少ないです。
(アメリカにはワーホリ制度はなく、オペアは留学のひとつですが、ワーホリ制度のある国では異なると思います。)
生活のメインは子どもを見ることになるので、
学校に行き「勉強」がしたいと思う人には不利ですが
ただ「海外で生活したい」人にとっては、かなり格安で暮らせて
学校にも長時間通う必要はありません。
留学といえども、単位の取り方はホストファミリーの希望やナニーの時間しだいで
学校の行き方には違いがあるようです。
ホストキッズがプレスクールや小学校に行っている間に、
オペアも学校に行き単位を取るようにするファミリーもありますが
昼間にキッズを見るファミリーでは、なかなか学校には行けないので
夜の学校に行く場合もあるか、
「ウィークエンドスクール」という短期間のオペア用のコースを取ったりするそうです。
それはどこにでもあるわけではなく、近くても他州に行くことになることもあり、
そのついでに旅行を楽しむという手もあるようです。
ここまで言うと、悪くないシステムですが、
海外暮らしで「子どもを見ないといけない」んですよね。
それが喜んで出来る人には向いてることだけれど、
保育の経験上思うことは
子どもが好き=子どもの面倒を見るのが好き ではない ということ。
好きだったら必ずできるかというと、そうでもないかと思います。
子どもって、個々の意志を持っていて
思うようにはいかないし。
そういう場合の対応は難しいけれど、それをどうやったらいいのかなって
試行錯誤できることが大切で
それがやりがいでもあると思います。
オペアになる前の規定に「保育経験250時間」というのもあって
本当に始める前には経験はしてるはずなのですが
日本の保育園で経験させてもらうのと、
海外で、特別「日本語で話しかけて」という家庭でなければ、
子どもに基本英語で関わることになって、英語が不慣れならストレスになるし
子どもは何があっても「ママが一番」だし
面倒は基本自分ひとりで見ることになるでしょうから
保育園のように他にサポートしてくれる人がいないかもしれず
だから、色々難しいだろうなって思います。
もちろんそういうことも見込んで「それでもなる!!」って
子どもに真っ直ぐ向き合える人なら強いでしょうけど、
私が思うのは、実は、オペアをするにあたってのって一番の問題は
子どもへの関わりでも、言葉の壁でもなく
ホストファミリーとの関係。
実際にやってらっしゃる方なら、「当然のこと」でしょうけど
私が悩んでいた頃、それが一番心配なことでした。
赤の他人が一緒の家に住むわけで、
とにかくストレスは多そうだなって
気にならなければいいんですけどね、
そしていい家庭に恵まれればいいんですけど
だからファミリー探しは大事って思います。
本当に基本的なことしか書いてませんが、
聞けば聞くほど、
家庭によっては大変なところも多くって
そんな経験もすることで、人間強くなれるかもしれませんが
場合によっては耐えられない可能性もあるから。。。
言葉の壁については、
小さい子、本当に赤ちゃんだったりしたら
あまり言葉は要らないかもしれません
会話が多いほうが大変でも、きっと自分の英語の練習にもなるから
逆に私は「しっかりと喋れる年の子」…最若でも4~5歳くらいを
見たいなって思ってました。
ただ、大きすぎても、今度はこっちが喋れないのを馬鹿にしてくる場合もあるそうだから
小学生も低学年くらいがいいのかな~なんて考えたりもしたけれど
でも、子どもの年齢以上に、
ファミリーとの相性に重点をおいて探す人も多いですよね。
自分がこれから暮らす家なのですから、もちろん大切

本当に色んな話を聞くと怖いのが、
「インタビューのときと、実際来てみてからが違った」
ということ。
勤務シフトや休みなど、基本的なことは
まず聞くことだろうけれどそれ以外で、
門限があるかないかも聞いておいた方がいいし
家から買い物にいけると聞いてたら
実は家の周りに何もなかったとかいうことにならないようにするため、
事前にネットで地図を見て(今の時代は便利ですね)
確認できると思います。
車を使えるはずが、実際はだめだったり
よくても制限があったり(時間、範囲、マイル数などなどに…)、
ガス代は自腹だったり
食費も自腹を要求してくる家庭もあったり
(これは必要最低限の生活を保障してなくて、規定違反だとおもうんですけどね~…)
食事がジャンクフードばっかりだったり
口に合わない場合もあるでしょうね
噂によると、食事にドックフード
が最低らしい(もちろんこれは訴えていいレベル、苦笑)
洗濯は自分でさせてもらえなかったり
(乾燥機に入れたら日本の服は縮む)
と、生活面でも色々不安要素はあるし
私はこれは、保育経験があればあるほど辛いなと思うのが、
「親の子育て方針と合わないこと」。
それはないだろうってやりかたを要求されても
意見できる家庭と、そうじゃない家庭があって
聞き入れてもらえなかったときのストレスって言ったら
それが子どもを思ってのことにならないってわかっていればいるほど
辛いだろうなぁって思います。
なかには虐待レベルもあるかもしれないし
そんなことに加担したくないですよね、可哀想だし。
労働時間数を越えたりだとか、そういう違法や違反のレベルでは
地元の担当の人に相談する必要が出てくる場合もあるだろうけど、
アメリカ人は当てにならないかもしれないってことも覚えておいた方がいいです。
約束の時間に対してなどの問題で。おおらか(大雑把)な人も多いので。
(そうじゃない人もいますが…)
あれっ

私、ひたすらマイナスなこと言ってませんか。。。
おかしいな
オペアには憧れてたし、なりたいと思ってたし
上の不安要素を理解したうえで、なるからにはがんばるって気だったのに…
ただ、「いいこと」ばかりではないんだってこと
それはこれでよくわかりますよね…
憧れてたというか、私がワーホリでオペアしようって思ったのには
一番の訳が、これまた留学してるくせに…なのかもしれないけど
とにかく「英語」の生活にしたかったから。
例えば、ホームステイだって、アメリカ人の家庭に住むわけで
英語での生活かもしれないですが
留学が生活のメインだったら、そこまでファミリーとの会話なんてないかもしれなくて
(ちなみに、ホームステイはむしろ間に業者通していたりして値段も高かったりします。
オペアは出す必要ないのに…それは働いてるからなんだけど

英語で喋る人とのルームシェアもいいかもしれませんが
ルームシェアは大変。気が合う相手ならばいいんですが
ルームメイトの友達まで信頼できるかどうかはわからないし、
暮らす人が増えれば、家に人が行き来する機会は増えるので
何かを盗まれたりすることも覚悟しないといけないくらいのこと。
(各自部屋に施錠するくらいの対策は必要かと。)
そうじゃない人ももちろんいるけど日本人はやはり信頼できる
結局甘えだけど、日本人に囲まれればそれで生活できちゃうし
日本人同士で英語にしましょう、というのは、
実際なかなか難しい


私は一度転校しました。
以前住んでいた所は、近所で強盗も射殺事件も起きたくらい
治安が悪く怖かったのです。
友達は野放し(違法)の犬に噛まれたりもしました。
前の学校が日本人が多いからしたわけではなかったけど、結果的にそうなり
それを家族や私を思う人は喜んでくれたけど、、
ネイティブとは完全に壁を感じてしまっています。
英語が流暢な相手にガンガンしゃべる勇気、
例え話せなくても、言葉がつたなくても
それを聞いてくれる相手に「申し訳ない」って気持ちをとっぱらうこと
これはすごーーく難しいけれど
上手に流せる相手がいればいいのかなぁ?
と考えたとき
子どもは相手が英語ヘタでも気にせず話してくれるし可愛いし
いいよな~って思いました。
そして、子どもたちの面倒を見ることがいかに大変かは
よくわかってるので、
受け入れる覚悟はできてたんですけどね。
ファミリーとの関係は、やっぱりオペアするには一番の不安要素と感じます。
まとまりないですが、そろそろここら辺までにします。
たまにオペアのこと調べて、私のブログに来てくれる人に
少しでも私の知ってることが情報になるならばいいなと思って
オペアを知ってこの1年で感じたこと書きました。
そして、私はこれ以上この話はしない!
私は、それよりも勉強を取るんだから
もっと若かったらきっと違ったんだろうなって思うけれど
それはどうしようもないことだし
年齢を言い訳にしちゃダメだ
そういうわけで、今学期からは心機一転、集中してこうと思います

オペアについては
今までありがとうございました

あ、アリゾナ関係はこれからもきままに書くかと思いますw
引き続きお願いします
