このブログを読んで驚いた。日本の識字率は、世界的に見ても高いとは知っていたけど、
江戸時代から高いとは・・・。
[引用]
日本の識字率は、数百年に亘って世界一を誇る。江戸時代の幕末期においては、武士はほぼ100%読み書きができたという。
庶民層でも男子で49~54%は読み書きができた。
同時代のイギリスでは下層庶民の場合、ロンドンでも字が読める子供は10%に満たなかった。
[中略]
もちろん、寺子屋は義務教育ではない。寺子屋制度は、庶民自身の主体的な熱意で自然発生した世界的にも稀有なものだった。
当時の日本は、重要なことは役所や国がやるべきだなどという発想はなく、自分にとって重要であるならば、
自分たちで自治的に運営するのが当たり前という感覚を持っていた。
この時点で十分凄い。現代の日本人のほうが知識も技術もあるけど、この精神性の高さは、
時代を経て失ってしまったものなのでは、と思ってしまう。
読み書きが出来るっていうのは当たり前のようだけど、しっかりとしたカリキュラムで習熟させないと、ある一定の水準を保てない。そういう点で、国語ってマジで大事だったんだ・・・。
国語ナメてた。大事なところは後になって気づくもんだね・・・。現代の日本人がこうして識字率が高いのは、昔の日本人の意識の高さからだったんだね。ご先祖様、感謝!