「呪う」「呪う」…同級生に追い込まれた高1「遺書」に綴られた「無念と絶望」の全容
「世の中に金なんか無かったらいいのに」
この学生は携帯電話のメモにこう書いて自殺。
ほかにも自身の境遇を呪う言葉を書いていたが、俺の心を特に打った言葉はこのフレーズだ。
俺もこういうふうに思ったことはある。急な出費に追われたり、給料カットに悩まされたり、そんな時に思ったりする。
でもそれって、収入を得る大人が日常生活の範囲内で思う、よくあるシチュエーションの範囲だ。
だけど学生の身で、こんな風な言葉を遺書のように残すのは、異常な状況としか思えない。
異常としか思えない、金の取立てのような恐喝を続けられたらそう思うのも当然だ。ここまで追い詰めて、人が死ぬ。
このことに対してなぜ加害者に何も言及できないのか。
少年だから?
更生の余地があるから?
そんな余地あるのか?俺にはそんな余地なんてあるように思えない。ここまで来たら少年だからどうとかいうのは詭弁のように思えてしまう。
ちょっとした出来心で起こした悪事とは、全く違う次元なのだ。
大人と同じように、罰を与えねばならぬ。少年であろうと大人だろうと、厳しい現実を突きつけるべきなのだと俺は思う。