昨日ラジオで、聖教新聞系列かな?『正義』の話をしていた。フツーに聞き流していれば、勇気が湧く内容だろうと思うけど、俺は違った。
『そんな完全無欠な正義感なんて、ゴミの日にでも捨てちまえ』そう思った。
基本的に人は無責任だろう?性悪説を語るわけじゃないけど、責任という言葉を聞いて敬遠したくなるのは皆そうだろう?出来ることなら誰かになすりつけて、自分は助かりたいと思ってる。さもなくば、手柄を貰ってオイシーところを持って行こうとするか。
『昔の偉い人』はそんな打算も無しに正義を貫いた人かもしれない。馬鹿にされて笑われて蹴飛ばされて、他人の為に血涙を流したかもしれない。
でも俺は『今の偉い人』は信用しない。所詮それは『昔の偉い人』から借りた、『借り物の正義』だから。『借り物の正義』を錦の御旗みたいに掲げて、偉そうに御託を並べて、皆をその気にさせる奴なんて信じない。
今、俺が信じてるのはそんなご大層なモノじゃない。当たり前にそこらへんの人が持てる、不完全で無責任で矛盾してるけど、それでも自分が奮い立てる勇気を信じたい。