体積もデカくてやたらと重い。そのくせ役に立たなくて自分を押し潰そうとする。
そんな『責任感』なんざ粗大ゴミの価値しかない。
今朝起きたら『日本の人々の運命はあなたにかかっています』と言われたとする。
俺?聞き流して寝る。知らん。そんなもん『日本の人々』で好き勝手にやれ。
責任感ってさ、バスケットのカゴみたいなもんだと思う。それぞれ大きさがあって丁度良いものなら自信を持ってやれる。余裕のあるくらい大きなバスケットでブラサン程度の大きさなら余裕だろ。
ところが家電みたいなクソ重いモノをバスケットに無理矢理詰めようとしたって無理だろ。でも世間は無理矢理押し込もうとする。
バスケットの底が抜けたらそいつの心は破綻する。代わりのバスケットを持たせても底が破れた経験は残る。
無理矢理押し込んだ末にバスケットが破れる程度ならいい。だがそれ以上になると自分が『クソ重い責任感』で圧死する。『クソ重い責任感』は人を押し潰す凶器にもなるわけだ。
だからテキトーでいい。世間は思っている以上に厳密ハッキリ確定明確明解に出来てない。アホみたいにテキトーに出来てる。だから『クソ重い責任感』を背負うくらいならブチ切れて粗大ごみの日に捨てちまえ。
日本の人々の運命を俺の手に託されたとしてもそんなこたー知ったこっちゃねぇ。