ブログネタ:絶叫マシンと背筋も凍る怖い話、どっちがイヤ? 参加中個人的にはどっちも好き。イヤってこたぁない。好きな度合いで行くとしたら怖い話。
怖い話といえば、夜が定番なんだけど、ここで俺が考えたのは、『明るい時間帯には明るい時間帯なりの怖い話が出来るんじゃないか』ってこと。
灰色のどんよりとした曇り空はもちろん、ギラギラに照り付ける太陽の下のビル街。
ここで見えるのは『ハッキリとした』恐怖。暗さで覆い隠したりなんか出来ない、一目瞭然な恐怖。
『ネタが分かるんなら怖くない』
それは甘い。明るさの中で見える恐怖とは、『黒』で覆い隠せない『狂気』だ。
幽霊だとか空想の怪物では片付けようがない、隠さない『狂気』。
例えば、満員電車でたまたま乗った電車の中で、乗客全員に襲われるといったシチュエーションがあったとしよう。命からがらどうにかして脱出しても、その恐怖の焼き付き方は暗いときよりも鮮明だろう。だってハッキリと見えてるから。襲って来る相手の顔、狂気に満ちた目つき、凶器。明るい電車の照明に照らされた鮮明な恐怖。
これはこれで、なんか新しい気がするんだけど。