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※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。「うみねこのなく頃に散」を題材に書いています。読む過程で推理しつつ記事を書きますが、「散」は解答編に相当するものなのでネタバレに踏み込むかもしれないことをご了承ください。
一通り、Episode5の「TeaParty」「????」まで読みきったんですが、推理できる余地があるよと書いてくれてますね。
「黄金の真実」っていう、あの展開はヒドいと思いましたが(笑)
「足が6本あるから」とか、そんなのを期待してたのに、あれはヒドい(笑)
それはさておき。古戸ヱリカが提示した「夏妃犯人説」、戦人が提示した自身の「戦人犯人説」。両者とも実に面白い推理でした。3つ目とか出せたら面白いだろうなぁとおもいます。
「ノック音と手紙」については、古戸ヱリカも戦人も、ほとんど触れられないまま放置されちゃいましたね。
手紙が作成不能という点でこの事件は犯人不在の「架空事件説」と俺は断じていたわけですが、もっと考えてみようと思います。
「架空の事件である」という自身の考えの否定はしません。「誰が犯人なのか?」っていう定番の推理小説もアリだけど、「そもそも事件があったのか?」っていうアプローチで推理するというのも目新しさを感じたからです。少なくとも、俺の知っている限りの推理小説では、事件そのものの真贋を問う推理小説など皆無だったからです。
1つのアプローチとしてはアリだと思いますし。
とはいえ、原作であれほど綿密に物語が展開されているにも関わらず、ロクに考えもせずに断じてしまうのもよろしくない。
そこで、Episode5を「人間犯人説」で考えてみようと思います。
誰が犯人であるか?どうやって犯行に及んだのか?動機は?
「架空事件説」の否定はしませんが、手紙がそもそも作れないと断じていては話が進まないので、「犯人は当主の指輪の封蝋を偽装出来るような、封蝋の複製を持っていた」と仮定して話を進めてみようと思います。
とりあえず、戦人の推理である「戦人犯人説」を否定させていただきますか。
留弗夫から出生云々の話を聞かされたのは、夏妃が「脅迫者」から初めて電話を受けた後のこと。出生の話を聞いたとしても、それをネタに夏妃に電話することは時系列的に見て矛盾する。
別の角度から考えてみる。戦人が出生について予め知っていたとしましょう。夏妃の養子として育てることになった「戦人」。本来の父親と母親は誰なのか?留弗夫と霧江の子供は死産したとのこと。明日夢は出産したという。しかし戦人は明日夢の息子ではないという。この「息子」っていうのがポイントですね。血縁関係のことを指すのか、戸籍上のことを指すのか。
戸籍上のことを指すと考えましょう。留弗夫と明日夢の子供がこの養子の「戦人」なのだろうか?でもそれなら、そもそも「養子」にはならずに、「金蔵の孫」ってことで収まります。次男坊の子供ってだけで、出生を表に出せないわけではない。
むしろ表に出せない子供がいるとすれば、霧江が死産したと思い込んでいる子供ということになる。これは「明日夢の息子ではない」という、血縁関係上のことを指します。
しかし表に出せないからと言って、わざわざ右代宮家の養子に持つ意味がどこにあるのだろうか?
血縁者だから大事にしたい。しかし表に出せないから「養子」という形にした?
仮にそういう事情だとしましょう。しかし、それなら最初から留弗夫と明日夢の息子ということにして、「養子」になどする必要がない。
実は明日夢が死産して、霧江が出産した。しかし霧江は死産したと思い込んでしまった。表に出せない子供なので「養子」にした。しかし事故に遭った。奇跡の生還後、留弗夫の息子として育てられた。
・・・なんだかなぁ。まわりくどい事情なんですよ。生まれてすぐに「養子」として育てられて、事故にあって、生存したら実の父親の元で育てられたっていう事情が。
人間関係、どんな事情があってもおかしくなさそうなんですが、そんなら最初から実の父親の元で育ててやるのが筋なはず。蔵臼も弟の甥を養子として育てるとか納得しないと思うんですが。
だから、戦人が「19年前の脅迫者」だと考えにくいんです。まったく別人のことだろうと考えます。「戦人犯人説」はこれで否定できるかと。