※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。
いよいよEpisode4の推理も終わりです。過去出した記事もひっくるめて、今までの推理のまとめと行きましょう。
[第一の晩]
最初の焦点は、金蔵の代理人は誰か？ということだった。金蔵は既に死亡しているから、金蔵本人がEpisode4の犯人であるはずがない。ということは、右代宮の４兄妹ら、使用人一同、そして南條を集めたのは誰か？ということになる。
この集めた人物が、6人を殺した犯人と考えて間違いない。(予め殺害を意図していたから)
客間にいた人物のうち、立場上集めることが出来た人物で、もっとも最有力だった人物は蔵臼だった。しかし、蔵臼は「落とし穴」に落ちたり、「牢屋」に監禁されたりするなど、犯人とするには行動が矛盾している。よって蔵臼ではない。
そもそも、この「親族会議」は実際にあったことなのか？犯人がいたとして、わざわざいとこたち以外を客間に集めて、6人だけを殺すという不可解な行動をどうしてとるのか？
逃亡の恐れも、反撃の可能性もある。むしろ、1人ずつ暗殺するとか、一箇所に全員を集めて皆殺しにするとか、そういう手段を取るだろう。
「親族会議」があったことすら疑わしいのだ。
では、誰が犯人だというのか？戦人だ。Episode4の最後の生き残り、戦人が全員を殺害し、そして残った。真相は、「親族会議」など最初から無かった。
例えば夕食のような、全員が集まる席上で、戦人が殺害を実行した。動機は不明。
「戦人犯人説」以外にも、こういう考え方も出来る。事件そのものが起きていないと考える方法もある。Episode4は、「金蔵」が犯人役で、「金蔵が生存していた」という仮定の基に成り立っている。金蔵は既に死亡しているのだから、Episode4の一連の連続殺人はそもそも成立しないと考えることも可能だ。
原作の終盤で、「嘉音は井戸の底で死亡している」と赤で宣言されているが、「仮定と結論」の関係から、仮定がそもそも偽であるなら、そこから導き出される結論も偽である。
⇒説明しなおすと、「金蔵生存」という仮定がそもそも偽なのだから、Episode4であった現象は全て偽である。つまり、赤で宣言されようがなんだろうが、仮定が崩れている時点で、そこから導き出される赤き真実も偽である。
と、2通りの考え方が出来る。
戦人犯人説か、事件矛盾説か。
どちらが正しいのかは、検証不可。判断できる材料が無いため。
どちらにせよ、以上により、第二の晩以後は推理することは無いので今回は割愛。
[六軒島の縁寿と霞]
天草が遠距離から霞と、その部下を狙撃したものと考えられる。ただし、最後に現れた「絵羽」については不明。わからない、としか言いようが無い。
[船長の家で縁寿が見たもの]
さくたろう人形ではないかと考える。布団屋であることから、人形に詰める綿、布、糸など、必要な材料は揃っているのではと考えた。
他の人が見れば取るに足らないもので、縁寿だけが「運命」だと感じるようなものを考えれば、自分の家族に関係のあるものか、真里亜に関係のあるもの以外には考えにくい。
[”07151129”の送り主]
Episode4の縁寿がEpisode3の幼い縁寿と同一人物だと仮定した上で考える。
送り主は、親族達が六軒島到着時から、殺害を企図していた人物である。
Episode3の「第一の晩」の犯人である南條は、送られた側であるから、送り主ではない。予め殺害を企図していて、南條ではないとすると、もっとも有力なのは、源次か、嘉音。Episode1では脅迫者、Episode2では実行犯だったことから、六軒島到着時から殺害を企図していたと考えられる。Episode3でも企図していたが、南條の裏切りによって源次、嘉音は殺された。
[わたしはだぁれ・・・？]
「今からあなたを殺します」というベアトリーチェの発言。これはこれから戦人が自殺してしまうことを示唆しているのではないか。ベアトリーチェとは一個人の誰かではなく、連続殺人が起こってしまう現象であると考えた。
こんな感じです。
碑文については、碑文は六軒島の地形を示したもので、最終的には九羽鳥庵に行き着くのではないかと考えたところで、ストップしました。
六軒島の地理なんてわかりませんから。
結局、Episode1からEpisode4まで、物的証拠は無しで、状況証拠だけで犯人を挙げてしまう形になりました。犯人、というよりは容疑者どまりだったEpisodeもありました。
もともと物的証拠は、ほとんど原作の記述からは見つけられなかったし、俺が出した答えも推測だらけです。
実は・・・
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一昨日買いました。まだ未開封ですけど。
PS3版は何度も何度もあっちこっち話を飛び回って推理しましたし、こうして、Episode4までの材料だけでそれぞれ「犯人」を指摘することが出来ました。
当たってるか外れているかよりも、「ああ真相はこうだったのか」、とか、「なるほどな！」っていう風に楽しい時間をまた味わえると思うと、うれしくなります。
Episode5以後も記事にしていきます。途中経過を見ながら推理する形になりますけど。