これまでの推理はこちら
※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。
あっちこっち推理がいったりきたりしてますが、ようやく”第一の晩”のヤマ、礼拝堂のカギの施錠について書きます。
いつもどおり、状況と赤き真実をかいつまんで並べてみます。
[状況]
早朝、食堂にあった「礼拝堂」と書かれたメモを紗音が発見。
そして、礼拝堂に集まる使用人:源次、郷田、嘉音、紗音。そして楼座。
扉の前には、魔法陣と一文。楼座は内部を確かめようとドアを開こうとするが、開かない。
はっと気づき、眠っている真里亜の寝室へ向かい、手提げから封筒を取り出す。
封筒の中には礼拝堂のカギが。礼拝堂のカギを差込み、まわすと、手ごたえがあり、ドアが開く。
[赤き真実]
①礼拝堂のカギは一本しかない。
②礼拝堂のカギ以外では施錠も開錠も不可能。
③出入り可能な入り口は扉と窓しかない。
④犠牲者6人は生死に関わらず、扉から入った。
⑤礼拝堂が施錠されているとき、いかなる方法でも出入りは不可能。
⑥6人の犠牲者は互いの殺人に干渉していない。相打ち殺人も成立しない。
⑦殺人者と6人の犠牲者は同室し、殺害を実行した。
⑧礼拝堂内で隠れてやりすごすといったトリックではない。
⑨楼座は真里亜の手提げから礼拝堂のカギを手に入れた。
⑩ベアトリーチェが真里亜に預けた封筒の中身は、礼拝堂のカギだった。
⑪ベアトリーチェが真里亜に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のもの。
⑫楼座が開封するまで、誰の手にも触れていない。(監視下であった)
前回の推理 で、「事件直前、礼拝堂の扉は開錠されたままだった」という仮説を立てました。
こうすると事件発生は容易になります。問題は、後始末。
どうやって施錠したか、です。しかし、②と⑫の赤き真実から判断して施錠は不可能。
ここで発想を逆転させます。どうやって施錠したか、ではなく、どうやって施錠していたか見せかけるか、です。
ここで、礼拝堂の建物の歴史を振り返ってみます。礼拝堂は本家の屋敷と同時期に建立されたものだそうです。相当年季が入ってるそうです。
ってことは・・・カギが壊れているのかもしれない。建てつけが悪く、扉が開きにくかったのかもしれない。
あるいは・・・もともと施錠などできないドアだったのかもしれない。
バカげた発想かもしれない。でも、少なくとも、壊れているとか建てつけが悪く扉が開きにくいというのは、ちゃんとした背景があります。
Episode2の終盤、譲治らが礼拝堂へ夏妃の遺体から自室のカギを取りに行くシーンがあります。窓を破り、侵入した譲治ら。カギを発見し、礼拝堂から脱出しようとするが・・・。彼らが何と遭遇したかしなかったのかは今はどちらでもいいです。注目したいのは、ドアが開きにくかったという点。彼らは内側から扉を開こうとした。ドアの開錠なんて簡単なはず。なのに、ドアがなかなか開かなかった。扉そのものが、そういう状態だったと考えます。
そして、カギを差し入れて、まわすと、手ごたえがあったと記述がありますが、そもそも、カギが壊れていて、錠のフックが正常に回らなかったと考えていいかもしれません。
錠の構造など知ったことではありませんが、相当な年季を抱えた末に、壊れてしまっている可能性も否定はできません。
それから、金蔵がこの礼拝堂を建てた意図も絡んでるのかもしれません。
本人が立ち入ることはなかったくせに、大層大事にしていたというこの礼拝堂。
礼拝堂そのものに何か趣向があったとしてもおかしな話ではありません。
そう、実は扉の錠はただのオモチャで、ガチャガチャ音がなるだけのシロモノだったとか・・・。
さらに推理をします。
この”偽装密室トリック”は、ドアがちゃんと狙い通りの役割を果たしてくれるかどうか、そこがポイントになります。実行犯も、そこに注目するはずです。
・・・ということは。
カギを差し込むシーンで現場にいた人物の中に、実行犯がいるのでは?
こうしたトリックを行う場合、どうしても実行犯は自分の目で確認を取ろうとします。
取らなかったら、反応がどうだったか、何か予想しないハプニングが起こらなかったか、わからないからです。そこから証言の食い違いや、発言の矛盾で犯行が発覚してしまう恐れだってあります。
これはただの推測です。しかし、トリックというものは、自分で実行するか、もしくは他人が実行するとしても、自分の目で確かめようとするものです。
ならば、カギを差し込むシーンで現場にいた人物の中に、実行犯がいる・・・。
そう考えてもいいかと。