【Episode2 金蔵の存在について】うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

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これまでの推理はこちら


※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


Episode2の推理に取り掛かります。

今回は、「事件矛盾説」という新しい解法も閃いたので、Episode1のように順を追って推理する前に、全体から「謎」を抜き出して推理してみましょう。


わからない部分を抜き出すことで、


・何から考えていいのか?

・どこから真相へ導けるか?


切り口を探ることから始めます。だってこれ、最初からワケわかんないんだもん(笑)


細かい部分の「謎」は以後の記事で推理するとして、今回は全体に関わる部分で

「謎」を推理することにします。







[金蔵について]

何はともあれ、まずこれでしょう。金蔵は既に死んでいるのに、登場している点。

しかも、源次、嘉音、紗音、そして楼座は会ったと主張している点。


全体を通して、最初から最後まで、金蔵がまるで生きていたかのように扱われている点。


まず思いつくのがこれ。

・少なくとも源次・嘉音・紗音・楼座はグルである。


しかしこの推理は、矛盾があります。蔵臼・夏妃の存在です。

蔵臼・夏妃は少なくとも金蔵が既に死亡していることは知っているはず。

真意はともかく、蔵臼は金蔵の死を隠蔽し、財産を着服していると他の妹弟から疑われている立場です。


だから楼座がグルっていうのがどうも矛盾してるんですよ。楼座は楼座なりにお金が欲しい事情があったはず。だから他の兄弟たちと結託して親族会議に臨んだ。


それなら、金蔵の死亡を知っているなら、明るみに出すことで、蔵臼との交渉がもっと優位に運ぶはず。なのにしていない。なぜ?


予め意図して、金蔵の死を隠すことに楼座がずっと前から使用人たちと同意していなければこの関係は成り立たない。


でも、楼座が隠蔽することにしたって何にも得することなんて無い。

何かしらの取引でもない限りは


どんな取引をしたというのでしょう?

この推理で進めるならば、例えば

あえて蔵臼に隠蔽させたままにして、楼座は楼座で財産を着服していたとしたら?


蔵臼を泳がせておいて、そのスキに別のところから着服していた。

以前、間違ってたみたいなんだけど、こんな推理 をしてました。


今回はこれで。もうなんか、珍推理ですね。

楼座は実は既に黄金の在り処を知っていて、こっそりインゴットを着服していた!

なので明るみになりたくないのであえて蔵臼を泳がせておいて、自分はせっせと黄金を島外へ運んでいた!

バレたくないので、使用人らと南條にはお金をニギらせていた!!


うーん・・・でも、これじゃあ動機が結びつかないんですよね。


というのも、この推理だと、楼座は黄金を着服してるのをバレたくない立場なんですよね?もし”犯人”なら、第一の晩で黄金を3つも礼拝堂においておくでしょうか?


犯人なら、黄金と殺人は関係なさそうに振舞うのが自然な気がします。




結局話が戻っちゃいますが、金蔵が既に死んでいるのに、生きているように振舞わせることで得する人物って、通常、蔵臼・夏妃以外に居ないんですよ。


生きていると思わせておけば、相続税は払わなくて済むし、他の妹弟たちと遺産を分けずに時間を稼ぐことが出来る。自分たちの事業がうまくいけば、金蔵は失踪したことにして、改めて遺産の話を妹弟たちとすればいい。


だから楼座が第一の晩以降、あんな振る舞いをするのか、理由がわからない。

犯人なら、黄金は見せない。犯人でないなら、金蔵の死を知ったならバラすはず。

6人も死んでいる”異常事態”なのだから。


うーん、わからん、わからんゾ?