※この記事は「うみねこのなく頃に」の真相に直接関係するものでなく、
アクオス本人が勝手に考え、勝手に推理してみただけです。
こういう話がとても大好きで、真相のページを見る前に自分なりに考えることを一つの楽しみにしているだけです。
なお、作品の性質上、記事中に暴力行為や残酷表現が散見してしまうと思いますが、
このあたりはご了承ください。
推理の方針として、
- 知っている情報はEpisode1~4まで。アニメ・コミック・PS3から真相を探してみる。
- ありとあらゆる思いつく限りの手段で真相説を出してみる。
- 動機の強弱は関係ない。全員が容疑者。もちろん戦人もね。
- 魔女説は否定する方針。人間とトリックで考える。
- Episode1~4はそれぞれ別々の事件として考える。つまり4通りの犯人が存在すると考えてみる。
- 犯人は一人以上と想定する。つまり共犯も想定して考える。
- あらかじめ分かっている情報として、右大宮金蔵は事件前から既に死亡しているとする。
- そして、その他人物17人から魔女の正体を考えてみる。
こんな感じで進めてみます。どうせ真相とは的外れな内容でしょうが、戯言と思って読んでいただければと思います。
さて、今回の記事は最初の第一のゲーム(Episode1)の6人殺しについて書いてみようと思います。
まず容疑者の特定ですが、被害者の共通点として、いずれの人物も屋敷内にいました。そして、事件当時屋敷にいた人物がもう一人いて、生存しています。
その人物が犯人です。この人物を犯人Xとします。最後の事件までどう結論づけられるかわからないので、以後Xとしておきます。(まぁ長男の奥さんなんですが)
被害者とその犯人X以外に屋敷にいた人物はいません。いずれの他の人物もゲストハウス内にいました。目撃される恐れを想定すると、この考えがしっくりくるのではないでしょうか。
さて、こう考えると疑問点が浮かびます。
「なぜ薔薇庭園の倉庫で殺されたのか?屋敷内で殺せばいいのでは?」
合理的に考えればそうでしょう。なぜ薔薇庭園の倉庫なのか?については、碑文の解釈に関係していると思います。これについては後述します。
犯人Xはなぜ薔薇庭園に移動させたのでしょうか?殺してから移動させた?いやいや、違うでしょう。被害者全員に移動してもらえばいいのです。6人も運ぶのは大変ですからね。
大方、碑文のヒントが見つかった、それは倉庫にあるから来てくれ、とでも言ったのか、子供たちは全てゲストハウス内にいる、共犯者が人質にとっているから倉庫に行け、とでも言ったのか、口実はいくらでもあります。
倉庫の鍵についてですが、使用人二人のどちらかに取りに行かせたのでしょう。そのときに鍵の収納場所を知ったんだろうと。
6人とともに倉庫内に入った犯人Xは、隠し持っていたショットガンで被害者たちを乱射、頭部を破壊した・・・とか。
もしくは、爆発物を詰めた被り物をかぶらせて、爆破させた・・・とか。
凶器に関する情報が足りないのでここまで。
6人全員の死亡確認後、扉に例の魔方陣をペイントし、鍵を元の収納場所に閉まった・・・といったところでしょう。
では、 犯人Xの動機について考えてみます。
動機は、遺産相続が関係しています。犯人Xは遺産相続の親族会議に嫌気がさしていました。夫の不甲斐なさ、夫兄弟たちの浅ましさに嫌気がさし、自分の今までやってきたことを否定されたからです。
犯人Xは右代宮家の栄光に心酔、傾倒していました。兄弟たち全員が全て死亡すれば、次に継承するのは自分の娘ということになる。
犯人Xは最初から、目的を達成した後、自殺するつもりだったのでしょう。
魔女の仕業に見せかけたのは、娘に殺人鬼の母という汚名を着せたくがないため。
魔女が全てやったということにすれば、真相は闇の中。
それでは、犯行現場を倉庫に選んだ訳について考えてみます。
碑文の解釈に関係していると思うんです。屋敷内で実行すればいいのに、わざわざ倉庫を選んだのですから、何か理由があるんだろうと。
屋敷内で実行すれば、犯人Xがそっくりそのまま疑われるから、というのもあるでしょうけどね。それなら、6人全員の遺体を処分して、”行方不明”にでもすればいいだけのはず。警察が来たら発見されてしまうから?という線もありますけどね。
倉庫で発見させて、碑文に解釈に沿った内容で、魔女の仕業にしたかったという意図があるような気がします。
では、碑文について。俺なりの解釈を書いてみます。
”懐かしき故郷”とは、どこを指すのか?
右代宮家にとって、故郷とは本家、つまり六軒島の屋敷のことを指す。
故郷を貫く、とは、貫くには入り口と出口が必要。つまり、玄関を指す。
玄関の前には階段がありましたね。階段は”上り下り”をするものだから、川を示す。
鮎とは、鮎はシャケ科なので、帰巣本能と親族たちをかけたものなのでは。
※調べてみたんだけど、鮎はどうも帰巣本能については疑わしい点あり。
川を下りて里あり、下ったところには薔薇庭園がありましたね。"二人が口にせし岸を探れ"とは、倉庫の扉を指すのでは?倉庫は観音開きで、二人が口づけをしている、とも解釈できるのではと。倉庫内に黄金郷へのヒントとなる鍵がある。とすれば、被害者達6人を誘い出すことも可能。そうやって誘いだし殺害したのでは。使用人達はただの巻き添えだと思うんです。本来なら絵羽が使用人の代わりとなり、犯人Xが目的を達成した後、自殺すればこの事件は終わり。だが絵羽夫妻がゲストハウスへ向かった為、想定外の出来事となり、事件を継続させなければならなかった。
こういう解釈はどうでしょうか。まぁ、暴論かもしれないし、碑文の解釈なんて他にもやりようがありますよね。二人が口にせし岸なんて、例えば礼拝堂に二人の偶像があって、それらをくっつければ仕掛けが動く仕組みかもしれませんし。
第2の殺人は、これはとても難解です。今考え中ですけど、どうやって密室を構築したか、ですよね。
想像の中でならどんなことでも推理できる。真相を知らない者の特権ですね。しばし、第一の殺人劇で別の解釈は出来ないか、また、第二の殺人劇はどう実行したのか、思策しようと思います。