最近、ゲームやら本やらマンガで、推理系のものばかり読んでます。
中学生~高校生の頃に散々読んだ「金田一少年の事件簿」を読んで、推理の穴を指摘しようとしたり、こういうトリックはムリなんじゃねーの?とか疑問を思い浮かべたり、つじつまは合ってるんだけど、全ての説明が合理性に合ってるとは思えない部分があったりします。
例えば、「金田一少年の事件簿」最初の事件、「オペラ座」の連続殺人事件について、首吊りのトリックについて、ワイヤーを使っていますが、
- あのワイヤーはどっから調達したんだ?
- きっちり窓枠の形に形成するの大変だろ?
- ワイヤーはどうやって処分したんだ?
- ワイヤーとはいえそれを伝って人が降りるのはムリなんじゃね?
- 外に出たら服とか髪の毛がずぶ濡れになるから容疑バレバレじゃねーか?
とか、当時は納得していたはずのトリックなのに、疑問点が次々と浮かんできます。
これゆえに、実際の殺人事件では、トリックを用いた密室殺人とか、幽霊だとか怨念だとかオカルトじみた演出の事件が起こらない理由なのだと思います。
俺の知ってる範囲だと、こういうトリックを使ったような事件はついぞ聞いたことがありません。何かしらの証拠が残って、それを警察が追っていくうちに犯人逮捕、というのが実際の事件です。
まぁ、実際の事件のほうが、猟奇的だったりどう考えても異常としか思えない事件があったりするのですが・・・。
実際の事件と小説やドラマ、マンガなどのフィクションの事件では、こういう差が
存在するのですが、やはりフィクションのようにはうまくいかない不確定要素というのがどうしても存在するのでしょう。
その差を埋めて、演出を施しつつも、実際に起こったようなリアリティのある描写をするのが推理作家の腕前なのだと思うのですが・・・。
俺は常に解く側(解こうとする側)の読者の立場ですが、出題する側のほうも大変でしょう。
- 探偵(刑事)役の推理に穴が無いようにしなければならない。
- 犯人役は常に一意に決められるものであり、複数の解が出せるものではいけない。
- 犯人役はマヌケではいけない。少なくとも、読者に一発でわかってしまう程度ではいけない。
- 時代や人物の背景、事件発生の動機に矛盾があってはいけない。
このように、たぶん作品によって多少の違いはあるんでしょうが、
大概の作品が、これらのような法則(?)を想定して作られてるんだと思います。
推理作家って大変そうです。
- トリックもありきたりなつまらないものではいけない
- 派手すぎて現実味が無いものではダメ
- 物理的に実行可能に思えるものでなければダメ
- 実際の事件でマネできそうなものではダメ
ざっと思いつく限り並べてみましたが、少なくともこれだけの制約を抱えて、毎回トリックを考えなきゃいけないのですから。
取材やら物理検証とか、ただ書くだけじゃなくて実は色々活発に行動する人たちなのかもしれませんね。
推理作家ってどんな人たちなんだろう?って勝手な想像で記事書かせてもらいましたが、きっと俺には思いもつかないトリックがポンポン出てくる想像力豊かな方たちなのでしょう♪
さて、小説読んで寝ます。みなさんおやすみ~~~♪