【推理小説とは・・・】推理とは何か?を例えてみた。 | AQUOSアニキの言いたい放題

AQUOSアニキの言いたい放題

徒然なるままに俺自身のネタや、政治・社会ニュースへの辛口コメント、最近観た映画の感想とかを書き綴ります。

たまーにブログのデザイン変更とか自作ブログパーツを出したりします。「ムホホ~♪」

推理とは・・・のようなものだ。


脱出しよう、脱出しようともがき、疑心暗鬼につかまり、深くもぐってしまう。

なかなか抜け出せない。


時にぶら下がる手がかり(ヒント)という名のロープ。

掴み、ようやく脱出できるかと思ったら"犯人"のワナ。

あっさりハサミで切られ、また俺は落ちていく。


アリバイと言う名の迷路。矛盾という名の亀裂。

亀裂を打ち破ると、さらなる疑いという名の新たなる迷路。

この迷路の先には、犯人がいるのか?

それとも、犯人をかばっているだけなのか?それともそもそも関係がないのか?


そうして俺の夜は過ぎていく。


いつしか俺は沼を脱出する。

九死に一生を得たかのような、一筋の光明に照らされて、快感と喜びを得る。


そしてまた別の沼に行こうとする。

あれほど苦しんだくせに、また沼に行こうとするのか。

それほど思考の沼が好きなのか。


ならばよかろう。もっと深くへ進むがいい。


肩よりも、首よりも、そして頭すらも、沼に入り込むがいい。

呼吸も出来なくなるくらい、深く入り込み、諦めと挫折に遭いながら、

俺は沼から手を抜き出す。