はい、当たり前です。
2位以下じゃダメです。
昨年の事業仕分けの蓮舫行政刷新担当相の発言について、
ノーベル化学賞に輝いた鈴木章北海道大名誉教授(80)は、
「論外」とバッサリ切り捨てました。
なぜ2位じゃダメなのか?
日本は資源がありません。
外国への工業系製品の輸出が主な産業になっています。
じゃあ、その工業系製品って、技術の塊ですよね?
テレビ1つとっても、車1台とっても、普段何気なく使っている機能が、
実はすでに簡単には作れない技術の結晶だったりします。
例えば電気自動車に使われる電池を例にとりましょう。
バッテリー電池は、その寿命や、電池の容量など、車として使うなら出来れば高出力・長寿命・長時間連続走行・軽量・小サイズなど、要求される性能があります。
1位になれば、その簡単には作れない技術を持って、生産し、外国に売ることが出来ます。
高い性能を誇る電池と、低出力・短寿命・短時間しか走れない・重量・大サイズな電池、
果たしてどちらが評価されるか?
コストの面も見逃せない部分ですが、よほどの理由が無い限り、高性能の技術のほうが勝ります。
2位以下では、長期的に見て、製品を買ってくれなくなります。
評価が高い製品が売れます。5年後、10年後、あるいはそれ以上のスパンをかけてみれば、
評価が高い製品が売れる⇒設備投資⇒また売れる⇒もっと高い技術を作る⇒・・・
というサイクルで技術競争が行われているのです。
2位以下では敗者なのです。オリンピックの銀メダル・銅メダルのように、
2位や3位では評価されないのが科学技術の世界なのです。
先述したように、資源がない日本にとって、お金を稼ぐ手段として一番の手段は、技術を製品化し、
売ることなのです。
技術は1番で無ければいけません。他の追随を許してはいけないのです。
ですから、2位じゃダメなのか、という発言は論外なのです。

