「モノ分かりの悪いヤツだなぁ」
よく言われるセリフだ。
俺の良くないところ、とか他人に理解されていないところ、とも言えるかもしれない。
俺の性格、というより行動原理なんだが、
「人の話を注意して聞け。疑問点を探り出せ」
というものに基づいて人の話を聞いている。
例えば、俺も6年技術派遣で会社員やってきたけど、色々な上司の人に会って来た。
この人には敵わない!と思うような人もいたし、能力に疑わしさを感じた人もいた。
例えば、仕事を回すときにも、
「納期がいつまでで、仕事はこう進めて、完成イメージはこれで・・・」
と毎回伝えてくれる上司ならすごく助かる。
仕事の計画や状況なども簡単でいいから説明してくれたほうが責任感も感じるし、
やりがいだって感じるのだ。
逆に、「とにかくやってくれ」しか言わない上司だと能力が疑わしくなる。
納期もロクに伝えず、やり方や完成イメージ、計画もどこをどう進めているのかもまったく分からない。
「とにかく仕事をやって自分の評価を上げさせてくれ」と言わんばかりの態度だ。
こうなってくると、目先の仕事のことしか考えていないんじゃないかと疑わしくなる。
計画とか仕事に対するビジョンが見えないからだ。
こういう上司に限って、納期ギリギリになると急にしわ寄せが増えたり、
わけのわからないまま唐突に脈絡の無い仕事が回ってきたりする。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
昔からそうだったんだと思うけど、俺は素直に人の話は受け止めない。
付き合いがある程度深まれば素直に聞くようになるが、あまり話さない人の話だと、
素直に聞けない。
どこか変なところはないか?矛盾してるところは無いか?抜け落ちてるところは無いか?
技術的な職業に就いている為か、他人の説明について、色々探りを入れてしまうのだ。
俺の場合、上司だろうが先生だろうが親だろうが社長だろうが教授だろうが、
権威など無視して、その人の話だけを聞く。
なんか変なこと言って無いかとか、矛盾してるところは無いかとか、
探りを入れてしまうのだ。
表面上、ちゃんと聞いてる顔はしてるけど、内心、完全にケンカ腰だよね( ̄ー ̄;
でも、みんながみんなこうやって話を聞く必要は無いんだろうけど、
世の中にはこういう奴も必要なんだと思う。
上司とか人の上に立つ立場になると、どうしても自分の行動や発言を省みる機会が
減っていくように見えるんだよね。
これだけのことをしてきたから自分の行動や発言は正しいんだ!と。
組織の中には、従順な人間だけが揃っていればいいというものではない。
中には、反抗的で上司の行動を戒めようとする人間がいてこそ組織は引き締まるし、
上下関係がしっかりしたものになる。
従順な人間しかいないと、組織は馴れ合いの関係だけになるし、
それではグダグダな上下関係になってしまう。
小言を言う毒の入ったオバサマだって、組織には必要なのだ。
俺はオバサマにはなれないが、発言に対してズバッと言えるオジサマになりたいです。

