Equal Arts | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

Equal Arts

 

去年オシリスでプライズフィギュアに参入したコナミの新作2種です

 

神3柱は、Monster Legionというシリーズだったのですが、そっちはオベリスク以降は出ておらず、BMガールが初弾のEqual Artsというシリーズが月に1,2個リリースされるといった感じです

 

ということで、今回取り上げるのは最新のマジシャンズヴァルキリア(進化したBMGといった風情ですが設定的な明文はない)とその前に出たBEアルティメットドラゴンです


 

マジシャンズヴァルキリア(脚さばき加工後)


これまでのコナミのプライズフィギュアというと、造形はいいけど塗装にメリハリが無く、色数も少ないのが標準仕様でしたが、いきなりケバくなって草


 

グラデーションは毛先のみでシャドウはなし、よく見ると色数というより、金の縁取り(はみ出しとかは当然ありますがそんなことを追求してはいけません)と青メタリックで豪華な感じを醸し出しています



ということで、いきなりカラーリング的に従来を超えてきたヴァルキリアですが、なんですか、このポーズは?といった謎の脚さばきをしていました


カードイラスト準拠のポーズながら、カードで見えてない下肢の配置が不自然で、吊られた操り人形に見えてしまうので、これはなんとかせねばと直したのがこれらの写真です

最初ジャンプポーズにでもしようかと思ったのですが、杖を持った手さばきからすると、素立ちが良さそうなので、素立ちポーズをそのままいい感じにすることにしました

 

あまり変わってないように見えますが、ふとももの付け根は人間で言えばかなりの大手術で角度を変えています

 

膝は、ブーツ側(プラ製)からPVCのモモ内にダボが長く刺さっていて変形止めになっているんですが、ダボにドライヤーで熱をかけて角度の変更ができたので、わりと簡単に直してます

 

杖は接着されてましたが、箱無しでしまうのに邪魔なので、外して手のひらのダボや杖の穴の形状や刺さり具合を調整、着脱&固定が接着せずにちゃんとできる感じに直しました

あとは、左右の腕を肘関節近くの金線のところでカットして、回転ギミック化、写真のように杖の角度を変えたり、手のひらを上に向けることができるようにしました

 

 

いや、このフィギュア、ポーズがちゃんとすれば、かなりかっこいいです

顔造形は、BMGより甘い感じですが、BMGの立体的すぎたせいで表情が険しくなってしまうようなこともなく、普通に納得できる顔をしていますし(当方わずかに顎を削り口線を引き直しましたが、微調整レベル)

 

 

 

さて次は、究極竜ですが、これは

ヴァルキリア同様カードイラスト準拠ですが、イラストの首の重なりを短いと解釈しちゃった感じで首短か目、戦隊ものの敵とかの低予算三つ首コスのよう

サイズはLegionシリーズに比べ小さめ

良く言えば可愛らしくまとまってる、悪く言えばチンケです

という事で、かっこ良さを求める向きは違うと感じるかもしれませんが、究極竜の意外なかわいさに目覚めたい方には、面白いフィギュアになっているんじゃないでしょうか

 

原作イメージというより、にゃんこ大戦争にコラボで出てきたらこんな感じというテイストですね

合う(サイズ感も)

 

艶あり薄水色の成形色は意外に似合ってて悪くない、標準コナミクオリティの薄くて目立たないシャドウが入っています

爪先は白のグラデ塗装で表現、頭部の黒線入れは細かくてきれい、細かい歯が並ぶ口内は良い出来

 

 

 

来月出るスターダストドラゴンは、Monster Legionシリーズ4弾としてリリースされる様子…(じゃあなぜ究極竜は、そのMLシリーズじゃなくてEAシリーズになっちゃったんだろう、究極なのにw)