遊戯王BMG2社競演? | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

遊戯王BMG2社競演?

なんか今、遊戯王シリーズのテコ入れが行われているのか、遊戯王ブラックマジシャンガールが2社競演?でフィギュア化されました

 

SK-JAPAN製(以下SKJと略します)

箱状態からやたら目立つSKJ製は、プライズとは思えない雰囲気の超巨大箱で、○番くじのフィギュアと言って見せられたら、そう思ってしまうような形態です

中身のフィギュアは、かわいらしさを表現した造形にエフェクトパーツの付いた台座は豪華

なんだか、もともとくじの景品にしようとして製作されたものが、何らかの事情で営業に失敗、もういいからクレゲの景品にしちゃえっ!と、ムリヤリ出してしまったような(そんなわけないけど)とんでもない代物です

 

SKJ

やや残念なところは、衣装青い部分が成形色なんですが、ポリバケツのような色と質感で、ややチープに見えてしまうこと

 

塗装については、アバウトながらシャドウの類も薄く入っており、髪にグラデ塗装がある(しかし、口線などオミットされてるところがあったりと、コストカットの傾向も見られる)

 

 

戦光絶景

同じ成形色ながら、艶をおさえ深みのあるライトブルーに仕上げたB社のほうが、あきらかに高級感があっていいと思います(写真だとあまり差がないように見えますが結構違います@色味の好みはあると思いますが)

とはいえ、こちらはシャドウやグラデーション塗装が一切無く、質感で良く見せているタイプなのでそれなりのコストカットはしています

 

SKJ

細かいところで割りとどうでもいいことなんですが、このフィギュア、指がすごく細く先も尖り気味

たいていのプライズフィギュアって、今回の戦光絶景もそうなんですが、女の子でも指が太め&先まで太いことが多い(なので個人的に削ることも多い)、比べてこのSKJはほぼ限界的な細さで、アリというかフィギュアでは新鮮

面白いところとして、召還され魔法陣から飛び出してきた感じの造形・台座(台座裏にリブがあり、斜めに設置されるようになってる)なんですが、効果はそれだけではなくフィギュア自体の頭側が大きく、下半身がやや小さくなるように造られ、パースが付けられています


こうした遊び心のある造形(色物とも言うがww)が、なかなか遊戯王の世界観やBMGのキャラ性にマッチしてる感じがして、賛否両論あるかもしれませんが、自分は良いと思います

 


 

戦光絶景

B社戦光絶景版は、同シリーズ闇遊戯と組み合わせて飾れるデュエル(バトル)状態のフィギュアで、サイズはやや小さめですが、臨場感のあるポージングになっています

 

顔立ち、体形など、原作絵に良く似せてるところは、かなりの高評価ポイントで(パースをつけたりと)やや色物を狙ったSKJと違い、非常に真面目に原作再現したフィギュアになってると思います

 

なので、こちら本体には基本的に難点のようなものは無いんですが、強いて惜しいところをあげるとすると、下を向いてるせいで顔が見えにくいことと、胸がやや小さいというのがあります(それでもCカップ以上はありそうだが)

胸については、カードイラストやアニメをよく見ると、BMGは実は結構巨乳なような・・・

 

キャラクター性が軽快でかわいいことと、衣装胸部分がぱっつんぱっつんではなく比較的緩めなので、雰囲気的に胸を小さく解釈するのは間違いではないと思うのですが

 

実際は意外に大きめに描かれていることも多く、緩い衣装からこぼれそうになる危うい巨乳といった感じのほうが公式設定に近いのではないかと

 

で、SKJのほうが、その巨乳表現については設定に近い感じがします(ただし谷間がやや浅いので溝にオレンジ線でも墨入れるとより良くなると思う)

 

戦光絶景

あと、誰でも気づくことですが、台座無塗装の戦光は、凝った造りのSKJハート台座に比べれば、明らかに見劣りしますが、フィギュア部分の造りは非常に丁寧なので、コスト的に仕方なかったということなのでしょう

 

左:戦光絶景、右:SKJ

※サイズはこれだけ違う


で、自分的感想ですが、正確な表現の戦光、かわいさとゴージャスコスパのSKJ、甲乙付けがたしということで、これは両方ともゲットするしかないフィギュアではないかと

 

ちなみに、今回これだけの品質のプライズが2種も出てしまったということで、(ややレアのSKJはとくに)ゲットたいへんかもしれませんが、テコ入れ?の恩恵も悪くないということになりますでしょうか

 

本当の主役はオレだっ!(その通り)

デュエルディスクは無いものの、本体色数も多く、しっかり出来ています(BMGよりむしろコストがかかってるかも)。