すごくないですか？＠でふぉるむぷらす葬送のフリーレン
でふぉるむぷらす葬送のフリーレンのフリーレンとフェルンです
フリーレンは通常顔、フェルンはムッ顔です
私見ですが、フェルンの出来はかなり気に入ってます
ただ、造りに問題があることにも気づいてしまいました
まず、いいところですが、フェルンの差換えパーツ”ムッ”顔の口にちゃんとモールドがあるんですよ（今までのものもそうだったんですが、あまり気づいてなかった）
しょせん予備顔だし、プリントだけでもなんとかなるのに、ちゃんとモールドがあってズレもなく口線がプリントされている
ちなみにフリーレンもモールドがあり、同様の造りになっている
デフォルメなのでおひるねこと同じような顔ですが、おひるねこはノッペラボーにプリントだけで目や口を描きこんでいてそれでもそんなに残念感も無いけど、この造りはあきらかに上位互換になっています（そもそも可動する時点で上位なのは明白だけど、細かいところまでもが上を行っているとは驚愕です）
そして、フェルンがそれだけでないのは、このシリーズお座り表現のため広がったスカートなどの差換えパーツが付くんですが、フェルンのスカートはどうやらワンピースで分割が無い、さらに上着はローブなのでこれも下半身だけどうこうすることができない
ということで、なんと！、お座りのためボディ部分が中身までまるごと差換えパーツになってるんですよ＜めちゃめちゃ贅沢
ただ、このフィギュア入荷が遅れそうになったんですよね（実際は数時間の遅れで届いた様子）
その理由がちょっと分かった気がするんですが
まず、うちの個体ですがフェルンの首の差込が深く挿せない状態になっていました
挿し穴を見ると、奥に謎の段（でっぱり）があってそこにぶつかってしっかり入らない状態でした＝浅くしか入らないので抜けやすいし、見た目も首長すぎになるし、これが正位置とは思えないんですが
で、穴の中に見えている段を削り取ったところ、しっかり深く入るようになりました
削る場所が穴の奥なので、細いノミのようなものが必要ということで、マイナスの精密ドライバーを使います
これは１００均で買えますが、買うのが難しい方は、頭側の差込の先端（後ろ側を１ｍｍくらいカッターで面取りして先を細くしても押し込めるようになると思います
ただ、差込側を削ってしまうことでやや抜けやすくなる場合も考えられるので、穴の中を削るほうが良い解決であることは間違いありませんが
さらにフェルンの場合、足パーツをお座り用ボディにつけるためには、一度下半身一式を立ちボディから外さなければならないんですが、スカートの奥のお尻部分を掴まないと引っ張ってはずすことが出来ない（足は持って引っ張ると足だけが抜けてしまう）
これはどうやって着脱したらいいかわからないというか、出来る人いるの？（指が超細長くて爪が細くて硬い人？）ペンチとかで引っ張れば当然抜けますが、傷が付いてしまうし
ということで、自分はスカートとお尻の隙間に横からピンセットでタコ糸を押し込み向こう側に通して引っ張って外しました
その他の外し方は、爪楊枝かやはりマイナスの精密ドライバーなどをパンツの股のところに差し込み、どちらかの足を完全に外す（個体差かもしれませんが、左足が簡単に外れました）
ボールジョイントが露出するのでそこに丈夫な紐をかけるか先の細いペンチでボールの軸のところを掴んで引っ張って抜く（少し傷が付く可能性があるので紐のほうが安全）
一度外せば、写真のように、釣糸等を通して引くところを作っておく事ができるので着脱自在になりますが、開封時点でしっかり装着されちゃっているので、外せないであきらめる人も多いのではないかと・・（ちなみに、箱にあるQRコードから説明書が見れるとあるけど、取り外し方法の記載は無い）
ということで、この商品、ブームに乗るためかなり急いで作ってしまって、差換えギミックとかいくつかの部分を煮詰める時間が足りなかったじゃないかと
それでも、造形的には完璧といっていい状態に出来てるのは逆にすごいかもしれません
ここまで主にフェルンについて書いてますが、フリーレンのほうはギミックの破綻も無いし、完成度は高いので安心の出来です
そのフリーレンで唯一言いたいことがあるとすれば、フェルンに比べ背が低くないということがあると思います
このシリーズ、似たパーツでも遣い回しをしてる感はなく、ほとんどのパーツでキャラごとに型を新造している様子なので、背の違いも短い足パーツとかで表現出来たのではないか？と思います、そこさえ出来ていれば完璧だったのに＜贅沢ですね、すみません
この後、フリーレンはどこも完売してましたが、フェルンに残りがあるところが多少あって、結局合計４個もゲットしてしまいました＜金の無駄
しかし、フェルンといえば、存在や実力隠しと圧倒的手数のゾルトラークゴリ押しじゃないですか＜なのでわずかな隙を作ったりすることが出来れば師匠が本気を出す前なら５６せるとのたまったわけで
で、隠れたフェルンが数人いきなり攻撃すれば師匠も倒せそうな気が・・・
ということで”葬送の４人フェルン”が爆誕したわけです（そのうち写真出します）。