顔面クオリティ星5!?@Coreful星野アイ・初音ミクFashion Uniform
Coreful星野アイです、今まで出た推しの子系プライズフィギュア(ルビーとかも含め)の中でも顔の出来は抜群だと思います
八重歯造形が立体的で細かく秀逸、よくあるとってつけた感のある八重歯が実は苦手だったが、この造形なら納得(この八重歯を見るためだけでもゲットして損はないと思う<ホントか?)
ほんのわずか吊り目にすると似具合がさらに増したかもしれないが、このほうがカワイイしステージに酔ってる表情と考えれば妥当なので、自分はこれを推す<上から目線すみません
実際の家庭照明だと、目の辺りに影が出来、この写真よりアイの感じが良く出ると思う
強いて難を言えば、スタイルが良過ぎで、頭身バランスがアイドルというよりモデルなこと
衣装の出来も非常に良い、ただこのフィギュアはシャドウ塗装の類が一切無いので成形色のビスチェの質感はやや安っぽい
スカート前面に大きく重なっている部分があって、こういうのは意外と製品化がむずかしいところだったと思うが、妥協せず作っているところはすごい
これ単体で見る分には、自分はむしろかっこいいと思うし、いいと思うんだが、この星野アイというキャラクターは見た目のインパクトに比して、設定身長は実は小さめ
ちょっと前にB社から出た新生B小町の3人と頭のサイズはほぼ同じなのに、このフィギュアはかなり背が高く、スタイルバランスが合っていない
ゆえに、3人と並べると違和感がある(現実で一緒に歌うことはないはずなので問題はないとは言えるが、なんかスケールが合ってるようで合ってないのはもどかしい)
よって、体形的にはB社のほうがリアルだと思うが、カリスマアイドルのオーラはちんちくりんになるより、このモデル体形のほうが感じられるので単体の見栄えを考えたと解釈すべきだろう(もしくはCorefulで他も製品化されればそれと合せるのが自然ということか)
閑話休題
というくだらないのは置いておいて、最新作の五月はパジャマの出来がいいです
ボディだけ見たら同シリーズで一番見栄えがすると思います(可動範囲は狭くあまり動かせませんが、なんか動かせそうに見える造形はしている)
ただ、顔が雑なのが否めません、もう少し丁寧に原型を作り、アイプリも施していれば全然違ったのに惜しい感じです
ということで、またCoreful星野アイに話を戻しますが、原作の話題性が下がったというか、出オチ感で期待と内容が違っていたのが原因か、このフィギュアも、もちろん人気は依然あるものの動きがやや低調というか、在庫はまだどこにもあって争奪やプレ値がつくほどフィギュアの掃けは良くはない(出来は確実に良くなっているのにだ)
フィギュアという物について、アート作品と思っている方も多いと思うのですが、出来が良くても盛り上がらないということで、世間的にはキャラ人気に後押しされたキャラグッズに過ぎないということが証明されるのは、やや悲しいと言えます
自分は、作品性は重視しますが、フィギュアを入手する動機は、ほとんど見た目の出来ばえだけなので、人気ある無しはさほど関係ないんですが、やはり(とくに一般層の)人気に推されないと数字的には伸びませんよね
比較例
”サブカルの神に愛された女”初音ミクFashion Uniform
ほぼ不変の人気により定番アイテムの地位を手に入れた彼女の場合、フィギュア(もちろん元絵の影響も多少はある)の出来で売れ行き決まると言って過言ではないだろう
ということで、もちろんミクファンの後押しはやっぱり必要だが、造形物そのものとしての評価をされているというのは喜ばしい存在
で、AMP+などの高コストプライズではないものの、劣らない評価・人気が高かったのがこれで、見てわかるというか、これも顔面クオリティが非常に高い
ただ、星野アイの顔面も、これに比べて劣るようなことは無く、八重歯造形の精度など勝っているところもはっきり言ってあると思う(もしかしたらこれらは同じ原型さんかも・・・)
しかし、このフィギュアの良さは顔だけでなく、細かく貼られた絆創膏、なにげに脇下、腹筋の造形がすごくいい(星野アイより塗分けの細かさ、左肘と左足だけだがオレンジシャドウが薄く入ってるので塗装レベルもやや勝っている)
星野は塗装が弱いが顔面最強、初音は全体的に良く、目立つポイントも多数という王者の貫禄を見せた出来ばえといった感じだろうか(もちろんプライズのコストの範囲でだが)
星野は人気絶頂期ならもっと伸びたはずなので、その辺はメーカーも残念に思ってるんじゃないかな(まあ、充分人気はあるんだけど、もっとね)
以上。