これは良いものです
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース アートヴィネット Ⅰ.ゴジラ(2016)です
長すぎるシリーズ名はあれですが、ようするに庵野監督の”シン”シリーズのキャラ集合というフィギュアシリーズの1体としてのゴジラです
ですが、単品でも充分いけるクオリティのフィギュアに仕上がっており、金欠の自分はこれしか取ってません
デッサンに破綻が無く、細かいディティール造形も良く出来てる
2分割されていて組み立て式の尻尾は充分長く、かっこいい
1.顔などをしっかり似せようとしている
2.骨格などを考えて、おかしなことにならないようにポーズを作っている
3.尾の長さなどのかっこいい特徴をオミットしない
4.なんとなくこんなもんでいいかというような作り方をしてない
ゴジラを手がけるなら、これくらいやってもらいたいわけで
ダメなのが、いわずもがなの先行のアレである
比べ物にならないんだが、なんでこっちと同じ人(シンシリーズ4体で手一杯だったのかな)にやってもらわなかったんだろう
また、尻尾が短くなるというリスクを負ってまで、非組み立て式のソフビにこだわった理由も謎
ちょっとサイズダウンしても、シンゴジと同じPVCで、尻尾分割式で良かったのではないか?(幼児向け商品じゃないんだから尻尾組み立て式のソフビだってダメではないだろうし)
ということで、かなり出来のいいシンゴジと、なんとなく商品のゴジラマイナスである(マイナスは当方改修後ということもあり、意外と見映えがしちゃってるが<自画自賛)
大きさは、上に書いた通り、ソフビのマイナが少し大きいんだが、映画の設定身長だと約50mで、120mもあるシンゴジの半分以下になるため
このようなツーショットにはならない(先日出たHGガシャ版をシンゴジの前に置くとちょうどいいくらいのスケール)
ちなみにHGガシャ版も出来は微妙・・・
ちょっとこのマイナに関しては、先行資料がダメだったのかもしれないが、今出てるB社の玩具で、良いのは一番くじとモンスターアーツと鎮座獣くらいで、他造形クオリティが追いついていなくて、しばらくたってから出し直してもらわないと話にならない感じである
!!!
たった今、すげー気づいた点あるっ
ダメ出しを続けてきた咆哮撃ゴジラだが
こいつの右足!これはあの
最高地点ニカ(GEAR5)のゴム?足の再現ではないですか!
ということは、これはゴジラ造形の最高到達点
そんな深い意味があったとはつゆ知らず、いままでの数々の非礼(ダメ出し)たいへん申し訳ありませんでした
自分もそのような斬新なメッセージ性を含んだ原型を創作できるよう、精進していきたいと思います
形状ではなく、スピリットに意味をこめるですねっ、勉強になりましたっ!
以上です。