木は意外とでかい | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

木は意外とでかい

家の裏に、家に密接して幹直径70cmくらいの最早都会においては大木に近づきつつある太い木が生えているのだが

 

これが、屋根をはるかに越す高さで、家の壁を壊してくるわ、冬になると近隣に落ち葉を撒き散らすたいへんな迷惑樹木になっているわけだ

 

で、6年前にも少し切ったのだが、それでは到底追いつかなくなり、先週から本格的に剪定することにしたのだ

 

しかし、そんな巨木を業者に委託して切るとなると数十万、へたすりゃ百万くらい取られる怖れすらある

 

そんなると、貧乏なウチがやる手段はひとつである

 

自分で切る

 

で、まあ、これが柿の木のように登れない木(すぐ折れるので危険)ではないので、60センチ強の巨大剪定ノコギリであるところのカタナボーイ(商品名)1本ぶら下げて、ロープをうまく使って切るという危険すぎる離れ業をやるのである

 

やり方はシンプルで、出来るだけ上まで登り、切りたい部分のちょっと上をしっかりロープでくくり、その下の頑丈な枝か幹にロープをひと巻きして、下ろした端を下にいる人に引っ張っててもらって、間を切る

 

いわゆる倒れるぞ状態になったら、下から引っ張ってるロープをたわまないようにして引っ張り(巻いてる部分の摩擦抵抗を利用する)ながら、メキメキいって倒れるまで切るだけだ

 

倒れた部分は、下側のロープを巻きつけた幹に吊下げられ、落ちずに逆さにぶら下がる形になる

 

あとはゆっくりロープを緩めていき、地面や屋根の上に静かにおろす

 

これを予定の高さになるまで、何度か繰り返せばいいわけだ

 

この方法なら、特別な機械を使わずとも、長い木が近隣にドカーンと落ちたり、倒れたりせずに切ることができるのだ

 

問題点は、高所まで自分が登らなければならないことと、その体勢の制限された場所で、ノコギリを使わなければならず、危険かつ非常に疲れるのである

 

とまあ、こんな具合だが、めちゃくちゃ危ないし、切る方向や倒れる方向、引っ張る方向をその場で見切る臨機応変さが必要なので、上記文章を理解しても実行は難しいということを書いておく

 

もちろん自分も自信があるわけではなく、基本自分を信じていないので、なんかのミスで落っこちてしまわないよう、位置を変える都度命綱を太い幹に結びながらとか、常に細心の注意を払って作業している

 

太い幹が目の前で倒れるので、方向ミスると頭にぶつかって気絶しないとも限らないからね(でもメットはしてないし、服もふつうのボロ服でやっちゃってますけど=寝間着兼だ)

 

業者ならその後、切った枝、幹を大きいサイズのままトラックで運んで処分するのだが、自分の場合切っただけで疲れきってるのに、捨てるために地上でゴミ出しできるサイズまで細かく切るという作業が待っているのがきつい

 

せめてチェーンソーがあればいいんだが、これがそこそこ金が飛ぶので、なかなか買う勇気が出ない、一応手持ちの電動機は使うが、チェーンソーに比べると効率が悪いのが残念

 

ちなみに今日どれくらいの高さで作業したかというと、約7m弱の屋根の上から登り始め、4mくらい登ったところで(てっぺんから3.5mくらい下)を切って落とした

 

その位置の幹の太さが直径15cm弱といったところ、切り落とした部分の重量は50~100kgくらいだ

 

しかし、それでも地面から見上げるとほんの細い枝のように見えるのだから、木って思ったよりとんでもなくでかいという表題の感想ということになる(今回の木は高さ約14m)、実際やるハメになったらほとんどの人は手に負えないと感じると思うよ。