おでん | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

おでん

自分は、今まであまり家庭のおでんに感心したことは無かった

小学生当時、うちのあたりには屋台のおでん屋が非常に多く、現代のように大人の飲みのためというより、子供のおやつ的なポジションで活躍していたので、昼間からそこかしこで営業していた

そこのおでんは、どの店も非常においしかった

特に、ちくわぶと高級だがタコなどは絶品で、おこづかいに余裕のあるときは買い食いしたものだ


おでんがうまかった記憶はそこまでである


うちの親なども時々おでんを作ったし、おくさんも何度も作ってくれた
他のうちやコンビニのおでんも食べているが、そんなにうまいとは思ったことはない

寒い時はちょっといい程度

いつしか、おでんなど所詮そこそこのものだと思うようになっていた



しかし

先日、なぜか、おでんをちゃんと作ってみようと思い立ち

まず、ダイコンを丁寧に剥き、面取りや隠し包丁も入れて、塩水で下茹で

そんなところから始め、他の食材も出来るだけ丁寧な仕事で仕上げてみた

このときの最上食材はタコとした


うまい

ダイコン下茹での塩水が濃すぎたせいか、若干しょっぱかったのが奥さんには不評であったが、全ての食材がふっくら煮あがっていて、とくにダイコンは、よく奥さんが作るガリガリか、しなびしなび状態とは比較にならん

このときは、最初一度沸騰させすぎてしまい汁が濁ってしまったので、一度汁を捨て(とっといたけど)入れ替えるという失敗もしていて課題の残る部分はあったが、方向性は間違っていないという感触があった


そこで今日である

ダイコン下茹での塩水はうっすら塩味程度にした

米の砥ぎ汁がいいという情報もあったが、前回&今回とも特に必要は感じなかった

今回のメインは、西方風の牛肉(本来はスジ肉だが、安いオーストラリアのステーキ肉をぶつ切りにしたもの)とした

牛肉を使うので、今回は圧力鍋を使うことにしたが

圧力鍋というやつは、柔らかくはなるがヘタをすると、スカスカ肉になる可能性がある

しかし、うちの圧力鍋は、実は古くてパッキンが駄目になっていて圧が余りかからないのである


これが逆に幸いした

煮る時間はかかったが
※まずダイコンのみ15分煮て、塩水を捨て、フライパンで焼いた牛肉と、別鍋で軽く油抜きをした他のおでんの具入れて味付け、再び15分 火から下ろし、蓋をしたまま15分休ませて味を染み込ませる 最後に蓋をしないで15分煮て完成

結果、前回1時間以上煮たときと遜色ない出来栄えに


ということで

今回、大成功であった

ダイコンはふっくらだし、牛肉もスカスカになってない

もちろん他のおでんの具も最高である

おでんは、こんなにうまかったのか?

という、自画自賛気味に完成してしまったのである


結論(相当自慢気味に)

おでんがうまくなかったのは、この俺様が作らなかったからだな?!ということであった(すみません)

丁寧な仕事と、食材の使い方の知識が必要みたいで、その辺をできるだけきちんと押さえられるかで出来栄えが変わるという、チャーハン(王道のもの)なんかと同じタイプの料理であることがわかった(裏づけの無い我流を押すとあまりうまく出来ないかも)


ただ、ちくわぶ(スジとも言う)は入れてない

おでんセット(あまり好きじゃない具も入っていて本当はバラで買いたいが、これの賞味期限間近半額が、もっとも安いので仕方なくこれを使う)に入ってなかったのが理由であるが

入っていたとしても、まだこれを完璧に仕上げる自信は無い

元から良い味を持つ他の食材は、どんな汁の味でも結構合ってしまうため、今回も比較的いい加減に汁の味を決めたが、たいした味を持っていないちくわぶというやつだけはそうは行かない惧れがある

汁の味と煮時間で決まると思う

しかし、ベストが現状の知識&経験ではわからん

頼りは当時の記憶くらいだ・・・


まあそれは、次回作る時までに考えておくことにしよう

そんな感じ