時代すげえ | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

時代すげえ

先日、今更離型剤の落とし方がキモなどと言ってたどこぞの御仁がいたが、最早そんな時代ではねえ。
いまどきは、落とさずに塗装できる離型剤もあるし(今はそっちのほうが主流?)
古い、古すぎるな。

とはいえ、キャストのマスキングはがし時の塗装のピリピリ剥げには、模型やる人誰もが悩まされているが、かって対策といえば、上記の離型剤落としテクとか、紙やすりで面を荒らすとか、プライマーを使うというような方法しかなかったから、その頃なら仕方ないな。


しかし、最近(というか、結構前から)個人レベルの小型サンドブラストが、出回っているのを皆様は当然ご存知だろう。

以下は、それを知ってはいたがまだ使ったこと無い人向けの、試した感想である。
とっくに使ってる人にとっては、別に新しいことを書いてるわけではないので、読み飛ばしてください。


ということで、自分、これをある事情があって使うことになったのだが、実は機材自体は半年くらい前から持っていた。
ホームセンターやオークションストアが良く売ってるやつではなく、中古の歯科用小型器なんで、実際はホームセンターのほうが使い勝手はいいと思う。
とりえは省スペなところと、元値が結構お高いということくらいだ(今はボロ)。

で、何で使わなかったかというと、ちょうどいいコンプレッサーを持ってなかったからだ。
しかし、今回急遽使う必要ができたが、まあ、家にある模型塗装用の小型コンプ(推奨の半分程度の出力だが)でもまったくダメってことは無いだろうと、とりあえず切削メディア(アルミナ)だけ買って、試してみることにしたのだ。



で・・・


これがめちゃめちゃいい。
確かにパワー不足で時間が少々かかるが、時間をかければちゃんと「サンドブラスト」できちゃってるよ。
小部品はこれで充分だし、大きい面はさすがに完全にムラなくやるのは厳しかったが塗装下地にするなら全然OKだ。

なんだよ、こんなにイケるなら、もっと早く使ってりゃ良かったな。
ちょうどいい出力のコンプレッサーを買っても、ホムセンで1~2万円くらいだし、一式全部買っても3万かからん(含むメディア)。

機能の便利さからいうと、かなりコストパフォーマンスの良い部類の道具と言える。

シンナーでは落ちない古い焼付け塗装もバシバシ落とせた。
この調子で錆も落ちるのだろう。

試しにレジンの表面をサンドブラストしてみたら、粉をふいたようなきれいな梨地になって、これなら塗料の喰い付きもはがれにくさも最高レベルだろうと思わせる(まだブラストしただけで塗ってないから憶測)。
これだけで、離型剤などもほとんど吹き飛ばされるので、そのまま塗装してもOKだろうが、砂がついてるので一応中性洗剤で洗う。

今回は、アルミナメディアを使ったので、隙間に入った砂を落とすのが少し面倒だったが、重曹から作られたメディアも存在する。
これなら水につけるだけで溶けて消えるらしいので、レジンキャストの塗装下地作りには最適かもしれん。
そのうち買ってみようと思う。


以上、こんな便利なものが、ホビーレベルの値段&設置スペースで手に入るとは、時代の進歩って素晴らしいなと久々に思った。

他にもこの10年くらいで真空脱泡やらCNCやら便利な機械が個人レベルにバシバシ降りてきてるので、古いことを言っとるヒマがあったら調べてみて、気に入ったら挑戦すべきだと思う。

機械はやっぱ面白いし。
サンドブラスト程度の簡単な代物でも結構感動する。