マシンボロNB7の逆襲 | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

マシンボロNB7の逆襲

調子に乗って、テスト用に使ってたマシンまで売ってしまったので新たなテストマシンを半ジャンクで入手した。

この条件で入手したので驚くものではないが、利かないキーが1個あった。
ていうか、利かない系としては、キー1というのは珍しい部類。

キー下を見るとほんの少しコーヒーだかコーラの液が染み込んでるのを発見。
見た目大丈夫そうだったので、アルコールで接点周り(両面<と書いても構造を知らない人には実感できないだろうが・・)をよく拭いて汚れを落とした。

見た目きれいだったので、それで直るかと思ったらやっぱダメで、よくよく見るとパターンが微妙に腐食切れ起こしてることが判明。
手持ちのコンダクトペン(金属粉末入りのインクで描いたラインがそのまま導通する便利なヤツ)でラインを繋げたんだがなぜか直らない。

キー1個くらい使えなくてもいいかと思いかけたが、よく見ると液晶輝度の調節に設定されてるファンクションキーであり、これが使えないと液晶の輝度を落とすことが出来ない。
ちなみに、ファンクションキーは、別キーに設定不可能。

コンダクトペンで描いたパターンをテスターで導通テストするとなぜか導通してない。
コンダクトペンが古くなりすぎてインクの質がダメになってしまったらしい。

薄く塗ってよく乾燥させる導通することを発見したので、パターンを書き直したところ、なんとかキー復活。

で、今回は機種を明らかにするが、HITACHIのFLORA270WNB7というヤツである。
味もそっけもないビジネス機である。

なぜこれか?というと、このマシン、HDが、バッテリーを外すだけでむき出しに見えていてネジを外さずに引っこ抜くだけで交換可能。
トレーはあるが、つなぎの中間コネクタなどは無く直差し。
トレーを少々加工したら、トレーの固定ネジを使わなくても良くなったので、完全にネジを1本も外さずにHDを交換できるマシンになった。
光学ドライブも、ネジ1本外して引っこ抜くだけで交換可能。こちらも直差し。
さらに、CPU交換、FDD交換(要小改造)もキーボードを外すだけで可能。
おまけは、MiniPCIで、それ用の裏蓋を1枚あけるだけで交換可能(メモリも同様)。

すなわち、諸々のパーツを新たに手に入れた際の検品&セットアップにここまで最適なマシンも無いといった代物なのである。

ちなみにこいつは、超廉価機なので、CPUはデスクトップ用。
一般的な中古としては限り無く人気が無いと思うが、むしろ好都合。
CPUもPen4クラスの古いもの限定だが載せ変えて試せるし、壊れても安く買いなおせる。
意外にファンは静かなのは日立の技術力だろう。
他社の同様機種はたいていファンが爆音。

しかし、2個問題点があった。
1個は、MiniPCIスロット(内部スロットなので一般の人は知らないスロット)が、パターンと交換用の蓋がちゃんとその場所にあるのに肝心のスロット自体が省かれていたこと。
MiniPCIの機器もテストしたかったのにスロットがないと困るのである。
ということで、手持ちの古い基盤からスロットひっぺがして、こいつに移植。
プラスなにかが必要かとも思ったが、スロットをハンダ付けしただけで普通に使える。
・・・こんだけなら、スロット付けときゃいいのに(大した値段の差じゃないような)。

もうひとつは、CPUがデスクトップ用だけにアンペアがやけにでかい!
どうやらそのせいで、付属ACがへたりかけていてCPUを酷使する作業(電気を食う)をやらせると、電圧降下(使用開始直後電圧は20V弱だが、酷使後18V近くまで落ち、その状態だとAC給電なのに電池駆動のアイコンが出る)してしまうことが判明。
本体内の電源回路の故障も考えられるが、挙動を見てるとアダプターのほうの問題の可能性が高い。
降下が始まると、電源に差してるのにバッテリーモードに切り替わり(充電しながらその場で電池から放電)給電不足でモニターが点滅しはじめて、タッチパッドが止まってしまうといったやっかいなもの。
CPUへの給電が優先されているのか、マウス操作は不能だが暴走や落ちてしまったりしないのは、良い設計の証しか?
根本を解決するにはAC交換だが、付属ACが19V 4.74Aとクソでかいので(できればこれ以上のアンペアのものが望ましい)なかなか入手困難という感じだろう。

現在付いているCPUは、NorthWoodコアのセレロン2.4GHzだが、こけおどかしな数字はともかく実際は結構おそいCPUである。
スペックを見るとBIOS更新すると、Prescottも使えるらしい。
ノートでプレスコというのは、信じられない代物だが、そう言われると試してみたくなる。
また、ハイパースレッドに対応してるかはわからんが、プレスコがいけるならノースウッドのHTも使える可能性がある(擬似だが、デュアルコアになる)。
そのためには、弱りきったACを交換しておくのは必須であろう。
パーツの正常を確認するためのマシンに動作不安があるのでは本末転倒、このままでは安心して使えない。
CPUテストは脱線だが、試せるなら試してみたい気もするし。
そこまでしなければならない理由もないんだけど、やるからには俺は必ず○○すると、あたかもルパンのごとく言ってみたりする。



と、また、誰も読まないようなことを長々と書いてしまった・・ここは五衛門的に。