暗い気分に
ペット用オムツのCMで、おばさんが老犬を抱いて話しかけていて、CMの終わり際に
「最後までうちでね、いるんだね」てなことを言うのだが、
自分は、以前ネコ2匹を飼っていたが、内外自由にさせてたせいでネコエイズに感染し(ネコだけの病気だが、一度感染すると死ぬまで治らない)で2匹とも数年前に亡くした。
1匹は発症してから、毎月医者に通い症状を抑え続けたが、結局2年ほどでじょじょに衰弱した挙句、最後の力でひっそりと家を出て行って、探したがどうしても見つからずそれきり行方不明になった。
もう1匹は、症状の進行が速く、1年ほどの間に2度危険な状態になり、2度目の時に、医者から治療不能の宣告を受け、経口食の摂取がもう不可能という状態になったため、決断し、注射で安楽死させてもらった。
手の中で、くたっと力が抜けていく軽い体の感触は、今も忘れられない。
という記憶が、あのCMのセリフを聞くたびに蘇ってきて、しょうがないのである(CM聞かなくても、2日おきくらいには思い出してるが・・)。
最後・・という言葉の重さが本当にわかっているのだろうか?
自分はあの言葉をあういうふうに口に出しては言えない。
台本なんだか本心なんだかは知らぬが、無神経で不快である。
ということで、最近CMや個人の発言が問題になったりしているが、自分にとっては、このCMがワーストワンである。
安直に口に出すべきでない言葉があることを知るべきで、ましてやCMなどの金儲けの類に使うべきでないことくらいわきまえて欲しいものである。
かしこ。