下のフォローと独自健康法 | 瞳リン・台無し研究所~鯛兄堂ブログ~

下のフォローと独自健康法

喉が渇くほどメシを食ってしまうのが悪い、という腹八分目推奨で考えると、たしかに水を飲まなくても大丈夫、胃に負担をかけないから、というのは全て正しいと言えます。


しかし、自分は腹八分目推奨にも疑問を感じているのです、実は。

まず、年を取ると一般的に食事量が減ります、減らしたほうが良いとも言います。

では食事量が減るとはどういうことかというと、筋肉量が減ったということです(代謝が減ったことも比例)。

筋肉量(代謝量)が減るとそれまでと同量食べていると食事のエネルギーが当然余り、それが肥満や血を汚す結果になり、病気の原因になるから食事を減らしていったほうが良いということになります。


と、これでは全て正しいということになります・・・が、

自分は独自の仮説を持っています。

老化の原因について、細胞の再生回数の上限とか当然動かせない寿命があるのは知っています。

しかし、それだけでは年を取るにつれ姿が変わる(老いていく)ことの説明はできません。

これについて、自分は細胞の栄養失調が原因では?と考えています。

人は主に睡眠中、痛んだ細胞を再生修復していると思いますが、食事が減ることにより、再生に必要な栄養を確保することができず、徐々に老いていくのでは、ということです。

したがって、できる限り食事量は減らさないほうがいい、となります。

そのためには筋肉量が減ってはいけません。

量を食べられる筋肉と良い状態の胃腸をキープする必要があります。


ちなみに女性が一番?気になるスキンケアに関しては、栄養を充分取っていればお手入れはほぼ不要です。若い時はともかく、年取ってやせてると余計ふけて見えるというのがありますが、肌のくすみの原因=栄養失調が一番大きいのでは・・。

ただ、女性の場合、筋肉が少ないので、肌に栄養を回そうとするほど食べてしまうと間違いなく太り始めるので、そのバランスを取るのが難しい。結局スキンケア薬品などのお世話にならざる得ないのが実情です。

短絡的な人は筋肉量を減らさないというと、すぐ運動に飛びつくと思いますが、これも大間違いだと考えています。

生き物は運動すると寿命が縮まります。

哺乳類は通常、体の大きい(心臓の大きい=脈が遅い)ものほど長生きな傾向がありますが、ネコと犬を比べるとネコのほうが全然長生きです。これは、体の大きさと比例していません。

なぜネコが長生きかというと、良く寝ていて、体を長時間動かすような運動をほとんどしないからです(脈をあまり速めない)。

ネコの体の動かし方は、非常に短期決戦的で、短い時間ぱっと動いて後は休むを繰り返します(眠っているように見えますが、実際は目を閉じ休んでるだけの時間のほうが長いです。獲物が近づいたり、危険が迫ったときすぐに動けるように熟睡はなかなかせず、半睡眠で常に体を休めているので、長く寝ているように見えるのです)。

以上から、人が健康のためにやるべき運動もおのずから見えてきます。

マラソンのように長時間体に負担をかけ続ける運動はダメです。短時間筋肉を動かし(私見ですがダンベル運動などが向いているのでは?)、あとは休む。これです。

実は、これもある決まりがあって、既に間に合わない人もいるので、その場合は申し訳ないですがあきらめてください。

筋肉は一度おもいきって大きくしないと、その後の適度な運動ではいくらやっても筋肉量は減るだけでキープされません(肩こりは、腕の重さを肩の筋肉が支えきれていないため起こります。とても長い時間肩の筋肉は腕を持ち上げている(運動してる)のにこるだけで、筋肉がつかないのは、そのような運動では一生かかっても筋肉がつかないからです。もし肩の筋力が腕の重さを上回れば肩こりは全くしなくなります)。

筋肉を大きくする運動で一番簡単なのは運動後筋肉が痛くなるほどの限界の重さのものを持ち上げることです。全身で持ち上げるような運動は腰を痛めるだけなので無意味です。各筋肉ごとに限界の負荷がかかることが重要です(やはり効率がいいのはダンベル運動や電気刺激機による運動か?)。

最初はこれで筋肉をつけ、充分体が育ったら、あとはキープのための短時間運動で保持するのがよろしいかと存じます(筋肉付けは、ハードな運動のため既に無理な年齢のかたは残念ながらできません)。

しっかりした運動を長期間続けるのは、気持ちの上では爽やかですが、逆にそれに栄養をとられてしまう、紫外線をあびすぎるなどの悪影響があり、見た目の消耗と寿命の短縮を招きます(スポーツマンは試合中輝いてますが、アップで見ると意外に若々しく見えないのはそのせいです)。


ということで、私の考えた健康法をまとめますと

まず、食事はなるべく減らさない(すでに減ってしまってるかたは、絶対無理に増やさないでください。胃腸をダメにしてしまいます)。注:適度な飯を食っても太る場合は、ある程度筋肉をつける運動を一度おこない、代謝を上げることで太らない状態までバランスを取る。

一度体が出来てしまえば、日常これといった運動はしないほうがいいが、筋肉を意識した短時間運動、もしくは、時々筋肉に力をこめたりピクピクさせたりして動かし、張りを常に意識する。

変な習慣をつけず、喉が渇く(水分の不足)とか、なんかイライラする(血が汚れてきてる)とかの体のサインを素直に感じ取れるようにし、そのサインに素直に従う(血の汚れは、その時点で連食していた食品をやめ、逆の性質の食品をとれば治る)。

偏った食事を避けることはもちろんですが、就寝中は胃腸も寝てしまい、その時点で未消化の食物が入っていると胃腸の健康を損ないます。食って2時間は眠ってしまわないこと(時々なら大丈夫ですが日常化するのは絶対避けてください。目を閉じて休んでいるのはOK)。


以上、すべて仮説なので、もし実践する場合は自己責任でお願いします。