あのARATAがとうとうドラマで主演だなんて・・・と、映画『ワンダフルライフ』の頃から大ファンだった私はもうそれだけで嬉しい。
いや、でも、それと同時に、井浦新主演で大丈夫なの??というのが正直な感想。
しかも相手役が稲森いずみ。
インパクト薄くない??

井浦新と稲森いずみと松岡昌宏と板谷由夏の4人が同窓生という設定にも正直「おやおや?」という疑問符が頭に浮かんだ。
年齢違くない??
ちょっと調べてみたところ、私が感じた感覚はやっぱり正しくて、少しとは言え稲森いずみが一番年上で松岡昌宏が一番若かった。
残念ながら稲森いずみはお姉さん的な印象が強すぎて年齢より若く見えるタイプの女優ではないし、松岡昌宏は一応ジャニーズアイドルで年齢より若く見える方だ。この二人が同級生というのはちょっと苦しいかも・・・。

まあ、それはそれとして。ドラマの内容である。
不倫ドラマという点では今回のクールには『昼顔』がある。どっちがどれだけドロドロさせれるかがポイントだと思ったが、初回を見て双方の明暗が分かれた気がした。
なんじゃ、こりゃ。不倫ドラマなのにドロドロ感ほとんどない。
40歳になった男女が同窓会で初恋の相手と再開して淡い恋心を思い出す、という設定なのはわかるけど、そんなドラマ面白いか?

いつまで経っても進展しないメインの二人にイライラしながら、視点を脇にずらしてみる。
そして、そこで見つけるキャスティングの妙に吹いた。
松岡昌宏と不倫の恋に落ちる板谷由夏、その松岡の妻に三浦理恵子、板谷由夏の元カレに高知東生・・・って、『ファーストクラス』かよっ!(笑)
もうこのキャスティング、絶対に誰かが意図的にやったとしか思えない。
ここらで菜々緒あたりがゲスト出演でもすれば視聴率も上がるかもね。
うん、本筋には全く関係ないけど。

ちなみに松本利夫(EXSILEのMatsu)は好演だと思う。
芝居が上手いとまでは言わないが、DV夫のこわさは十分に出てる。
妻には厳しく当たりながらも若いスタッフの女の子と影ではデキてるという最低男さも十分出てる。
でも、出番が少ないので、このドラマがドロドロするほどではないのが残念。
あくまでメインの二人の背景にある1つのエッセンスでしかありえないわけで、このドラマがもっとハラハラドキドキするためにはメインのストーリーに山が必要だ。
ファンの私が言うのも何だが、井浦新、エロさはあまりないんよなあ。
稲森いずみも何だか上品すぎるし。

『昼顔』のトコでも書いたけど、不倫は良くないこと。
だからこそ、それを敢えてドラマにするなら、「エロさ」と「下品さ」は絶対に必要だと思う。
小奇麗に描かれるのはちょっと違う。
このドラマ、視聴者に何を伝えようとしてるんだろう??
淡い初恋のドキドキ?
40歳になった大人の現実感?
DV夫に怯える毎日?
年月を超えた純愛?
書いてて、そのどれもが中途半端に思えてきた。
ダメだ、このドラマ、何も伝わってこtない気がする。

柴門ふみの原作、という時点で実はあまり期待はしてなかった。
私は柴門ふみ原作のドラマとはあまり相性が良くないらしく、好きだと思ったものが過去にほとんどないのだ。
井浦新が好きなのでとりあえず最後まで見るが。
このドラマの中で「エロさ」または「下品さ」を見せてくれるのは誰だろう??