来た来た。(笑)
というのが最初に思った感想。
このドラマ、素晴らしく「女目線」が満載で楽しすぎる。

不倫モノ、というのは別に新しいジャンルではないし、過去にも数多くドラマが存在している。
でも、多くの不倫モノは「妻VS愛人」を描いているのがほとんどで、「ダンナVS愛人」というのはそんなに多くないように思う。
だから面白いのである。
更に愛人役は彫刻のような肉体美でフェロモン満開の男前、とくれば、アラフォー女にはたまらないご馳走。
女優陣も女性から見て好感の持てるキャスティングだし、私は今回のクールで一番「押し」ているドラマだ。

あ、ただ1点。主題歌はどうせカバー曲使うなら別の人に歌わせた方がよかったかもね・・・。

ちょうど先週くらいから本格的に不倫が始まっていよいよ面白くなってきたのだが、このドラマで私のお気に入りポイントは何と言っても男優陣のフェロモン調整技術だ。
最初に驚いたのは鈴木浩介。この人、そんなにイケてないわけでもないのに、上戸彩と一緒にいる時は本当に魅力のない男に見える。
いや、子供もいないのに嫁のことを「ママ」と呼ぶとか、ありえないっしょ。
ものすごくわかりやすい「不倫される夫」の典型な気がした。
で、その鈴木浩介を見ているから斉藤工がすっごく素敵に見えるんだけど、この斎藤工でさえも妻の伊藤歩の前では何だかイケてないのだ。フェロモンの欠片も感じない。
なるほど、妻の前ではどんな男もフェロモンを無駄に放出しないのねえ・・・とか思って見ていたわけだが、そこではっと気付いた。
嫁のいない役の北村一輝は、だから終始フェロモン満開なのか!(笑)

主演の上戸彩についてもちょっと触れておくと、残念なことに彼女はやっぱり可愛すぎる。生活に疲れた飾り気のないオバサンを気取っても、あまり説得力がない。
むしろそんな可愛い妻に何の魅力も感じていないダンナの鈴木浩介の方がおかしくねえか?とか思ってしまう。
まあ、でも、だからこそ斎藤工演じる高校教師といきなり恋に落ちるとかいうドラマチックな展開の方は違和感がないので、それはそれでいいのか。
あとは吉瀬美智子とのバランスがとてもいい。
吉瀬美智子の大人っぽい美しさに上戸彩が食われることもなければ、上戸彩の存在感に吉瀬美智子が霞んでしまうこともない。
うん、絶妙なコンビ。

確かに不倫はよくない。そんなことはわかっている。
だからこそドラマで疑似体験させてもらえるのはとてもいい。世の嫁たちはみんな斎藤工と恋をして、北村一輝に抱かれる夢を見る。
男性から見ると「こわいドラマ」以外の何者でもないんだろうけど、1クールに一本くらいはこういう女性の願望を具現化したドラマがあってもいいと思う。
ドラマのストーリーや結末なんか、この際どうでもいいのだ。