まず思うのは、とっても残念なことにジャニーズのアイドルであってもあの水球スタイルはかっこよくみえない、ということ。
『ウォーターボーイズ』や『ROOKIES』といった男子学園スポーツモノの流れは確かに面白い。でも、その流れは『タンブリング』が限界だったのではないだろうか。シンクロほどの華やかさもなければ、野球ほどのわかりやすいルールもない水球というスポーツは、マンガでならともかくドラマにするにはちょっとムリがある・・・。

まあ、そんな企画そのものへのダメ出しは置いておいて。

もしかしたら、このドラマ、私のようなアラフォー世代はデジャブを覚えたのでは?
いかにもヤンキーな主人公がやったこともないスポーツで驚異的な身体能力を見せつけ、チームのみんなっを引っ張って強豪校に立ちうかう・・・そう、『スラムダンク』だ!
登場人物はそこらじゅうかぶってるし、バスケットボールと水球というスポーツは違えど主人公が高さを武器に強くなっていくってとこも同じじゃないか。
きっと、おそらく、原作者がものすごく『スラムダンク』を好きで影響されたクチなんだろう。
と思うことで、とりあえずそこは考えないようにした。

このドラマの見どころは、実は女優陣ではないかと私は思っている。
いや、水着を着ている方ではない。
水着を全く着ていない女優陣、である。
大政絢と倉科カナの教師対決がちょっと面白い。
最初、この二人のキャスティングはちょっと意外な感じがした。どちらかと言えば倉科カナの方が売れてる感があるのに、このドラマでは大政絢の方がメインチームの顧問なのだ。
さすがにいい役作りをする倉科カナ。何とも嫌味でやな女に見える。
これは大政絢にもうちょっと頑張ってほしいところ。
今のところ、酔っ払ってやさぐれてる感じはカワイイけど、まだまだ対等な感じがしないあたりがこのドラマのメインストーリーと程よくマッチしている。
チーム同様に大政絢がどれだけ強く(?)なっていくかが見もの。

あとはやっぱり大原櫻子がいい。
この子、芸能界への登場のしかたがミムラっぽくないか?
ズバ抜けてカワイイとかズバ抜けて芝居が上手いとかではなく、ただただ「いい」と思う。
田舎の高校にいるちょっとカワイイ女の子。うん、そんな感じ。
むしろ、女子水球部にいる女の子たちの方が不自然。
田舎のスポーツ少女はそんなにオンナオンナしてないのではないだろうか。
まあ、正直な話、水球部でロングヘアとか意味わからんよね。
プールでの練習後にいちいち丁寧なブローでもしてんのかよ・・・とか思ってしまった。
さてはこのドラマ、完全に男目線だな?

個人的には脇を固める千葉雄大あたりに期待しているのだが、ドラマとしてイマイチ盛り上がりに欠ける気がするのはやっぱりメインのジャニーズ2人の弱さだろうか。
いや、男前なのはわかる。わかるけど、「華がない」というか何というか・・・。
そもそも二人とも芝居もあまり上手くないし。
これはやっぱり、初回のみに出てきた伝説のヤンキー役、横山裕の再登場に期待かな。
いや、横山裕も芝居が上手いわけではないけど。