仲良しの子からの連絡 | 子宮腺癌からの日々のつれづれ 克服名人 猫との暮らし

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30代半ば子宮腺癌発症。術後6年目突入。リンパ浮腫・甲状腺乳頭癌・橋本病・更年期障害・肺炎・高血圧・心臓系疾患と戦ってます。誰かに、自分の為、役に立てばいいなと思い開設。ブログのタイトルは名人でもないんですが大好きなブロガーさんにつけてもらいました☆たまに猫ネタ

同じ病室にいた仲良しの子から連絡が来た。

「抗がん剤治療決定したよ」

自分の事の様に連絡が来た時固まってしまった。


同じ癌で同じ手術内容だった。
違う所はPETCTの検査でその子はリンパの転移は無かった。
私はPETCTでリンパ転移が見つかった。

摘出したリンパの病理解剖の結果
リンパ管と静脈浸潤があった為追加治療として抗がん剤治療をするとの事だった。

摘出した子宮、卵巣、リンパの画像をお互い見せ合いっこした。
その子は転移が無かった為私よりリンパの摘出が少なかった。
私は子宮左側のリンパ節に転移があった為
左側骨盤内リンパ節ゴッソリ摘出したと先生は言っていた。
右は左側の半分くらいの量だった。

手術して摘出した臓器の病理解剖をしないと分からない事もあるんだな…と改めて思い知らされた。

と同時に病理解剖して発見してくれた先生にも感謝したい。
ここで見逃してしまったら再発してしまう。

検査で転移があると知らされていたから
追加治療で抗がん剤するんだなって覚悟はもちろんあるけどやはり…覚悟がいる事だと思う。

良い細胞まで壊してしまう。
これには賛否両論はあると思うが
患者としては再発は免れたいからこれにすがりつくしかない。

手術できる場所で摘出できるという幸運
見つけてもらったという幸運
現時点で最善を尽くす治療しか無いと思う。

癌を含めて気をつけていてもなってしまう病気はある。
色んな治療が出てきて高額な治療も出てきている。治った人も効かなかった人もいる。
それらが効いていたらガイドラインは変わってくるし生存率や完治率の数字は変わってきてもおかしくない。
けど変わってないのが現実。
延命という形の数字は伸びてきている。
成功例は発表するけど失敗例はあまり表に出てこない。正しい数字を出して頂きたいものだ。

結局はその人に合うか合わないか
だと私は思う。何でもそうだけどw

なので私は今最善な治療をやるという選択をする。

もし手術せずに違う方法で癌を無くす方法を選んだとして、それが効かずそのうち転移したり手術すらできない場所に転移したらと考えたら…
最初の段階で手術しとけば良かったと後悔するかもしれない。

体力は落ち、生活が変わってしまう、合併症のリスクはあるかもしれないけど何かを得るなら何か捨てないといけない。

どの方法が納得いくのか
後悔しない治療をやり方を自分で決めていくしかない。

後悔しないように。
あの時こうすれば良かった。

とならない様にこれから生きていくしかない。