関東のお料理好きの方が、ツイッターで
「今日は水炊き。博多風の白濁スープでなく、昆布だしの透明スープ。」と書かれていた。

なに???!!!
博多風の水炊きが白濁ですって?!!


ちょっと待って下さいよ。私は白濁した水炊きなんぞ、食べたことがないですよ!!
昆布だしの透明スープ、それこそが、博多の水炊きですって!!!


そのつぶやきに反応してくれた友人たちも、「水炊きは透明やろーもん。」という反応。
だよね、そうだよね~~。

でも、ネットで検索してみると、出てくる出てくる。
クックパッドやら個人のサイトやら、博多風の白濁した水炊きのスープのレシピがわんさか…。

どうやら全国的に、博多風=白濁スープ、というとんでもない認識が通っているらしい(涙)。
豚骨じゃないんだからさぁ、水炊きは、水炊きっていうネーミングからしても、もともと透明なんすよ。
新三浦っていう老舗では確かに白濁スープを売りにしてますが、あれは他店との差別化を図ったものだと思われます。
地元の人がスタンダードな水炊きとして思い浮かべるのは、「水たき長野」あたりの水炊き。


そしてそのちょっとした騒ぎの数日後、テレビでミツカンの商品ベスト10を当てるというバラエTィがありまして。そこで「博多水炊き」という鍋スープ商品を見かけました。
何やら気になったので、ミツカンのサイトを見てみて愕然!!
水炊きなのに、もやしやニラが入ってるーーーー!!!!ぬゎにぃぃ~~~???!!!
いい加減にも程がある!!キャベツ、ニラ、もやしって、それもつ鍋の野菜じゃん!!
絶対に、このレシピ載せた人は、博多で水炊きを食べたことない!!あり得ない!!
もうほんと、悲しくなりましたよ(涙)。

食文化って、伝わってその土地に合わせた形に合わせて変遷していくものだとは思っています。
でも、ここまでいい加減なのはひどすぎます。地元の人が自信を持って美味しいと思っている大切な郷土料理の文化を踏みにじられた気分です。
水炊きって、繊細な味の料理なんですよ。ニラなんて…もやしなんて…。そんなんじゃない(涙)。

あまりにひどいので、ミツカンにご意見メールしました。
その返事は「教えていただいてありがとう後さいました。さっそくレシピサイトの『博多水炊き』という表記を『博多風水炊き』というふうに変更いたしましたのでご確認ください。」って…。何が解決したというのでしょう。もうミツカンには期待しません。(´Д⊂グスン



さて。
そんなこんなの水炊き論争。話題にしてるうちに食べたくなるよね、やっぱりね。
昨日水炊きにしました~~~♪
とは言っても、我が家も亜流っちゃ亜流ですよ。
本来は、骨付き肉のぶつ切りを使うのが本当です。
が、我が家では手羽先、手羽元を使いました。
そして、鶏団子を入れるのは本来は、後からなんですが、最初から入れちゃいます。
$バムセの日記-水炊きのスープは透明なんだ!
スープはもちろん透明です。
昆布だしに、酒・みりん。鍋の味付けは塩でほんの少し、隠し味程度に。
そのスープを、食べる前にそば猪口に取り、塩で好みの濃さに味付けて、小ねぎを散らしていただきます。鳥の旨みがギュッと詰まった、極上の美味しさです。
最初から鶏団子を入れてしまっているので、ちょっと濁りがありますが、美味しいんですよ。
$バムセの日記-水炊きスープ
うちの家族はみんな面倒くさがりなので、スープは小鍋に取って、最初から塩を入れて味付けたものを食卓に出しますけどね(笑)。

そして、ポン酢、もみじおろし(または柚子胡椒)、小ネギでお肉をいただきます。
ひと通り食べたら、普通はここで鶏団子を入れ。白菜やネギや春菊などの野菜やらきのこ類やらお豆腐やら餅やら葛切りやら、スタンダードな鍋の具を。

鶏団子、我が家のレシピ。
鶏挽き肉に卵、生姜のすりおろし、塩、片栗粉。分量はいつも適当。粘りが出るまでよーく練って、スプーン等で丸くすくって入れる。

最後はやっぱり雑炊です。
が、我が家はいつもお腹いっぱいになりすぎて雑炊までたどり着けないので、翌朝雑炊です。

残った鶏肉の骨を外して身をほぐし、使わなかった野菜をザクザク切って入れ、新たに酒・みりん・塩で味付けて、ご飯を。溶き卵と小ネギで出来上がり。
んぁあ~~~~美味い!!

本当の博多の水炊き、みなさん是非是非試してみてくださいね。我が家流も美味しいよ♪