美のワンダーランド 十五人の京絵師」展を見に、九州国立博物館へ行って来ました。

九州国立博物館は、うちから車で15分くらいなので、思い立ったらすぐに行けるのがいい。

京絵師展は、前期と後期で展示作品がほとんど入れ替わるらしく、今は前期展示期間。

若冲めあて♡だったのですが、若冲の作品は、以前北九州市立美術館で見た「琳派・若冲と雅の世界」展に比べたら全然期待はずれ。う~ん。

与謝蕪村や池大雅、芦雪も興味ないし…。

ただ、円山応挙の雲龍図屏風にはゾクゾクしました!
うねり、渦巻く雲。ゲリラ豪雨の恐ろしい雲の中にはこんな龍がほんとに居そうです。この迫力は現物見ないとわからないと思います。みなさんも、機会があれば、是非、生で!
ああ、書いてるうちにまた見たくなってしまったよ。。。

全体的には期待はずれだったけど、この雲龍図屏風を見れただけでも行った価値はありました。

襖絵とか、ガラスの展示ケースの中にあるやつを見るわけですが、あれが住居の中にあるさまを想像したら、息を呑みますね。日本の家屋は、かつて欧米人に、紙と木でできてるって馬鹿にされたことがあったけど、きっとあんな襖絵見たら、そんなこと言った人も黙るよね。

さてさて。
特別展示のチケットには、縄文弥生系が充実してる、常設展のチケットもついています。

実は最近、町内であってる「魏志倭人伝講座」という、月1回全6回のものに通ってまして、ちょうど考古学にも興味が湧いてるところ。わくわく。

いやー面白かった。
石器や土偶や埴輪をこんなに興味深く見たことなかったよ。

埴輪ってね、でかいよ!あんなに大きかったっけ?
両手で抱きつけるくらいに(笑)でかい。庭に置いたらかなり目立つ大きさです。でもまあしっくりくるんじゃないかな~。素焼きだし、テラコッタ的に。デザインもシンプルで。

埴輪って目が空洞で怖いって言う人もいるけど、私には、ニコニコ笑顔に見えました(笑)。
馬も船も可愛かったよ♪

友人に、埴輪ラブな人がいまして(笑)。(あの天使のネックレス作ってくれた友人です)
その友人が言うには、東京国立博物館に展示してある犬の埴輪がめちゃめちゃ可愛いらしいです。ちゃんと魂が入ってるって。
お近くの方、機会がありましたら、犬の埴輪、見てみてください♪

土偶は、想像していたくらいの、卓上に置けそうなくらいの大きさ。
教科書に載ってるあの土偶は東日本のもので、西日本で出土したやつは、作りが粗いの(笑)。デフォルメしすぎw


伊都の国から出土したものもたくさん展示してありました。先日ニュースで見つかったと言っていた、最古の戸籍の木簡は斯馬(しま)國のものだとか。伊都と斯馬で糸島(福岡市の西方)。あ、木簡が展示してあるわけではないですけどね。


「魏志倭人伝講座」の講師は、湖の町の人ですから、もちろん邪馬台国九州説の人です。
魏志倭人伝は、漢字2000文字程の文献。原文なんてちゃんと見たことなかった。ちゃんと見てみるとなかなか面白い。
そのほんの一部にしか邪馬台国のことは書いてないのに、想像は遥か大きく膨らんで、日本各地数十箇所で我が町こそが邪馬台国だと主張しているわけ。卑弥呼に授けられたという金印さえ出ればねぇ。

志賀島で出土した「漢倭那国王」の金印の上に乗っかってる動物はヘビだとは初耳。足があってもヘビ。
ヘビの印は、魏の南の方にある国に授けたものらしい。西方面はラクダ、北は馬、国内南方には亀の印。


常設展示室はとても広く、半分くらい見て疲れてしまったので、途中までしか見ませんでした。残りはまた次回、京絵師展の後期を見に行ったときに見たいと思います。