中医基礎理論3 気血水論 (2)陰液(血・津液) | 小さな薬局の学習帳

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こんにちは。


今日は、気血水論の続き。陰液についてまとめたいと思います。


陰陽で分けると、血と津液は陰に属するのでした。したがってこれらをまとめて陰液と呼びます。


(2) 血

 はじめにここでいう「血」は西洋医学でいう「血液」とは違う物だと思ってください。その理由は下でわかります。

 

 【働き】

  ① 身体の構成と生命活動の維持

  ② 精神活動の維持


 おっ!!( ゚Д゚)って思うのが②ですよね?

 精神活動ってなんだ?? もちろんその疑問は計算済みですw。

 これが「血液」の働きにないので、西洋医学的な考えは捨てるよう最初に申しあげた次第です。


 「精神活動」の意味することは・・・

 ・ 思考

 ・ 記憶

 ・ 睡眠

 こういった活動を指します。つまり、血が不足すると、考えられなくなったり、物忘れがひどくなったり、眠れなくなったりするということになります。


 【血の生成】

 ※ 五臓の話がまだ先なので、ここでの説明は五臓の話をみてから戻るとよく理解できます。


 血は、口から入れて胃に受納された水穀の精微の有益な液体成分が津液として脾に運ばれ、そこで営気といっしょになり脈管内に引き込まれて血が生成される。


 <重要> 

  ① 津液+営気=血

  ② 血の運行に関しては、心(血脈)、肝(疏泄)、脾(昇清)が関与する

  ③ 血の生成に関しては、脾、肺が関与する。


(3) 津液

 人の体内になる正常な水分

 

 【働き】

  全身を潤す


 【津液の生成】

  水穀の精微の有益な液体成分が脾に運ばれて生成される。