cradle on my noise. | tiny-heaven

tiny-heaven

背骨を真っ直ぐに打ち直したら

肋骨を帆にして

リズムを持った心を紡ごう


脚を鳴らして
胸を震わせて。



やわらかく乾いた髪を指で遊びながら微睡む
今日、切ったシャッター音を思い出しながら。


覗くファインダーのその先に見てきた笑顔は、とても数えられないほどで
そんな毎日を過ごせていることに心は満たされている。

たった半年やそこらで変わってしまった自分自身や感情を嘆くしかないとき、
いつも決まって思い出すのは、そんなファインダー越しに見てきたしあわせのかたち。


すきなライティングも
すきな構図も
すきなポーズも、すきな加工処理も

その全部にわたしはちゃんと生きている。

そしてそれらが、ちゃんとわたしを創っている。


ちゃんと、残すということは
それだけできっと
自分を何処かへは遺せることと似ている。

いや、同じようなことであって欲しいと願う。




ふいに終わってしまってもいいんじゃないかなんて歌は
いつまでも忘れられない。

だけどそれが、ここにある核なんだろうと思う。


断片はひっそりといつもいて、
静かなよるにも穏やかな朝にも突然顔を出す。

ちょこんとその頭を押しやって、
日々をちゃんと暮らしてゆくことに目を向けるようになれた最近。

季節が変わって、色付いてゆくものの
去年とは違う匂いに
きちんと納得しなくちゃ。

そう思った後で歌う曲はわたしの胸にすんなり沁みるし、
ファインダーに覗くものをきちんと見定めて切るシャッターは
とても心地の良い音がする。




繰り返して、繰り返して、
なんて無駄な日々だと思っていたのは

同じような日々では決してなかったことを
切り取られた景色が教えてくれる。


感じることのできるの心の数を
数える度に、すこしだけ自分を愛そう。


いちばんすきな、
『再生』のような夕暮れ時には
やさしい歌を口ずさみたい、いつも。


{8B03AD7B-286A-42BA-988C-A77803ACB0C2:01}