身長143cmの小さめ母、Tinyです。

 

じんは特別支援学校6年生。

発語なし・自閉症・最重度知的障害があります。

 

言葉はないけれど、主張は強め。

今日もいろいろ起きています。

 

朝のバス停。

息子はいつも、少し高いところから道路を見ています。

 

ゴミ収集車。
大きなトラック。
バイク。

 

朝の、ちょっと急いでいる車たち。

 

それを見て、きゃっきゃっと興奮しています。

 

ただ、バス停のところにそのまま立っていると、
急に車道に飛び出しそうになることもあるので、
近くのお店の階段の上で待たせてもらっています。

 

お店の方も、
「どうぞどうぞ」
という感じで、本当にありがたいです。

 

そんな朝。

雨の日や、雨上がりの日。

息子は、階段の踊り場の手すりが濡れているのが気になるらしい。

 

濡れている。

拭きたい。

全部、拭き取りたい。

 

そして、私のバッグからハンカチを出して、
せっせと拭きはじめます。

 

それが、普通のハンカチならまだいい。

 

いや、よくはないけど、まだいい。

 

でも、それは。

 

母の大事な、推しのくろうさぎハンカチ。

 

それは、だめ。

 

それは、ちょっと待って。

 

息子に、
「それは、だめ」
と伝えます。

 

でも、息子からしたら、
ハンカチはハンカチ。

 

推しとか、限定とか、母の大事とか、
そんなことは関係ない。

 

 

濡れているところを拭くもの。

それがハンカチ。

たしかに、間違ってはいない。

 

洗えば汚れは落ちる。
予備にもう1枚買ってある。

 

きっと、くろうさぎの同い年の推しも、
ほほえんで見守ってくれるだろう。

 

そんなことを思いながら、少しだけ見ていたら、
今度は床まで拭こうとしはじめました。

 

それは、だめ。

さすがに、だめ。

「それは、だめ」

と止めると、そこは理解したらしい息子。

 

最後に、じんも私に向かって、
「だめ」
のポーズをやり返してきました。

 

そして、おしまい。

 

いつも忘れてしまうけれど、
こういう時のために、拭く用のハンカチを持ち歩こう。

 

今日も、いってらっしゃい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。