桜のとき。
桜の花びらが風に舞うこの頃になると、毎年想いだす思い出がある。
私が中学生だった時。
卒業式目前の日に一年後輩の男子から詩をもらった。
それはとてもとても素敵な詩で、今となって断片的に想いおこす言葉たちは、あの頃のあの時にしか感じとることのできない、風景や匂いや感情が溢れる詩でした。
その男子は、少し個性的で口が大きくて目がくっきり二重だったようで、くせ毛で、落ち着きがなくガサツな感じがしてて、イメージ的に私の中では
怪獣
でした。
秋にその男子が修学旅行のお土産だと言って、私にお土産を買っ てきてくれた記憶もある。
何を買ってきてくれたのか思い出せないけど、怪獣からも想像のつかない、繊細な可愛らしいお土産だった記憶がある。
怪獣からもらった詩のことば達は怪獣からかけはなれた、キラキラした言葉たち。
怪獣らしく感じたところ、それは大学ノートを破って鉛筆で力強く乱筆に書いた言葉たち。それを無造作に四つに折って、封筒にも入れずに、休み時間の廊下で
はい。これあげる。
と渡された記憶。
怪獣とは仲がよかったわけでもなく、共通の友達がいたわけでもなく、ただの同じ中学に通う一学年下の男子。
ただそれだけ。
一年後、私が通う高校に入学してこなかったので、その後の怪獣の情報は知らない。
毎年この季節になるとよみがえる淡い想い出。
私が中学生だった時。
卒業式目前の日に一年後輩の男子から詩をもらった。
それはとてもとても素敵な詩で、今となって断片的に想いおこす言葉たちは、あの頃のあの時にしか感じとることのできない、風景や匂いや感情が溢れる詩でした。
その男子は、少し個性的で口が大きくて目がくっきり二重だったようで、くせ毛で、落ち着きがなくガサツな感じがしてて、イメージ的に私の中では
怪獣
でした。
秋にその男子が修学旅行のお土産だと言って、私にお土産を買っ てきてくれた記憶もある。
何を買ってきてくれたのか思い出せないけど、怪獣からも想像のつかない、繊細な可愛らしいお土産だった記憶がある。
怪獣からもらった詩のことば達は怪獣からかけはなれた、キラキラした言葉たち。
怪獣らしく感じたところ、それは大学ノートを破って鉛筆で力強く乱筆に書いた言葉たち。それを無造作に四つに折って、封筒にも入れずに、休み時間の廊下で
はい。これあげる。
と渡された記憶。
怪獣とは仲がよかったわけでもなく、共通の友達がいたわけでもなく、ただの同じ中学に通う一学年下の男子。
ただそれだけ。
一年後、私が通う高校に入学してこなかったので、その後の怪獣の情報は知らない。
毎年この季節になるとよみがえる淡い想い出。