ダイエットを本気で考えよう | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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以前、愛犬・愛猫の体重を正確に測ることの重要性については詳しくお話ししましたが、

覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

 

具体的にどうすればいいか分からない。

食べる量を減らしたらかわいそうでできない。

などと思ってなかなか始められないというかたも多いのではないでしょうか?

 

ですが愛犬愛猫が少しでも疾患にかかることなく長生きできるように

まともな飼い主なら真剣に取り組んでいかなければいけません!

 

今回は太らせないようにするための道具やフードについてもお話ししておきましょう。

 

みなさんは愛犬・愛猫にご飯を与える時どのように計量していますか?

 

大抵の人は大雑把に「このくらい」と器に盛った感じの目分量で与えているのではないでしょうか?

 

でも、目分量で与えていると日々の「このくらい」がずれていって、気づいたら適正量の10〜20パーセント増えていたりします。

 

毎日多めのフードを与えていれば徐々に太るのは当たり前ですよね😓

 

また、フードのパッケージには体重に対する給餌量しか書いてないので、

太っている今の体重に対してパッケージに書いてある量を与えていると

過剰になってしまうこともあるわけです。

 

 

ですからまずはその子ごとの適正体重を病院で調べてもらい、

太っているようならフードを少しづつ減らしていく

などの調整が必要なわけです。


① 病院で適正体重を知る

 

②日々体重を測り記録しておく(測るのは排泄後の食事前など決めておく)

 

③太っているようならフードの量を10%単位で減らしていく

 

④減量は1ヶ月で体重の5%までを心がけ、

 適正体重まで下がったらフードの量を10%単位で増やし体重が安定した時の

 給餌量をキープする。

 

⑤その後も体重の増減に合わせて給餌量やおやつの量を調整する

 

 

人間の体重にくらべ遥かに軽い猫や犬にこれらの調整を行うためには

かなり細かい計量が必要になることは分かりますよね?

 

小型犬ならフードはグラム単位で計らなければいけませんし、

体重も10グラム単位で変化を追わなければ増加や減少の様子が

判断できません。

 

ですから本気で体重管理をしていくのであれば、

正確なキッチンスケーラーとペット専用の体重計が必要なわけです。

 

 

猫や小型犬用であればこのくらいの物で大丈夫です。

 

 

 

 

中大型犬だともう少し重いものまで測れる機器が必要ですね。

 

 

 

 

 

 

そして食べ物に関しても見直しが必要です。

 

まずはおやつを与えすぎていないか?

 

市販のビーフジャーキーを与えているというのであれば、

すぐにやめた方がいいです。

 

獣医さんに聞けば分かりますが市販のビーフジャーキーは

百害あって一利なしといえるくらい健康に良くありません。

 

人間と違って犬や猫は糖質(炭水化物)を与えなくても

脂質から体内で糖質を生成できるので太ります。

 

まだ塩分無添加のペット用煮干しの方が低脂肪低カロリーで

おやつとしては好ましいと思います。

 

 

 

 

 

そしてドライフードを与えているのであれば、100グラムあたりの

カロリーをよく調べてみてください。

 

同じ量のフードでもカロリーが10%少なければフード量を減らさずに

ダイエットができるわけですから。

 

うちでは被毛の褪色を防ぐためにオメガ3という不飽和脂肪酸を

多めに与えたいのでフィッシュ系のフードを与えていたのですが、

どうしてもフィッシュ系はカロリーの高いフードになってしまいます。

 

ところがオメガ3は豊富でカロリーが低く(309Kカロリー/100g)

腸内環境を整えフンの状態を良くするプロ・プレバイオティクス

考慮されているフードを見つけたので今はこれを与えています。

 

シニアと書かれていますが3歳からのシニアフードです。

 

 

 

 

 

もちろん運動も重要であることは間違いありませんので、

毎日のお散歩やドッグラン、ロングリードで遊ばせられる広い緑地など

で消費カロリーを増やす努力はしてください。

 

猫さんならできるだけ立体的なタワーやキャットホィールを設置するなど

筋肉を使える環境を考えてみてください。

 

暑くなってくると朝から暑くてアスファルトの道路を歩かせるのは

危険ですから早朝の5時から一回、日が暮れて涼しくなってから一回などと

毎日二回はお散歩に行けるといいでしょうね。

 

大切な愛犬愛猫のためです。

 

ぜひ真剣に考えて行動に移してください...