私が以前通っていた保護犬一時預かり兼ドッグカフェには、よく声が潰れた犬がいました。
当時、保護活動に詳しくなかった私は不思議に思っていたのですが、ある日オーナーさんから理由を聞かされました。
大量の繁殖用母犬を狭いケージに閉じ込めていると、ストレスや空腹などで吠え続けることが多く、近隣から苦情がきます。
行政からの指導や調査が入るのを嫌がる繁殖業者はあっさりと犬たちの声帯を切除します。
契約しているこれも悪徳獣医師から道具や麻酔薬を違法に買い取り、自分達で声帯の切除手術をするのです。
獣医師が行う方法は『口腔アプローチ法』と言って、うつ伏せにして麻酔をかけた犬の口を開き、レーザーメスかもっと雑ならパンチやはさみで声帯を部分的に切り取り大きな声を出せないようにします。
ですが繁殖屋がやるのは割り箸などを喉に突き刺し声帯を引き裂くという残酷極まりない方法...
あとは抗生剤を与えておくだけで終わりです...
声帯を切除された犬は以下の動画のようにしゃがれた声しか出せなくなります。
そして、声帯切除は声が出にくくなるだけでなく切除痕患にウェビングという瘢痕組織ができてしまい、それによって呼吸困難・気管支炎・酸欠による気絶・体温調整がうまくできないことによる熱中症などの副作用に生涯悩まされます。
なんと残酷なことでしょうね...
保護団体の人たちも「ああ、またか...」としか感じなくなるくらい、
当たり前のように繁殖犬出身の子は声帯がえぐられているのです。
しかしながら、
無駄吠えさせない目的での声帯切除は医療行為ではありません
今の日本では犯罪として立件することはできませんが、倫理的には許されることではありません。
真っ当な獣医師なら安易に引き受けることはないはずです。
ペットショップで販売されている子犬のほとんどはこういった残酷で不衛生な悪徳繁殖屋が産ませたのちにオークションに出したものです。
ぜひ多くの人にこのおぞましい業界の実態を知ってほしいです。
そしてショップで生体を買うことが『非倫理的』だと責められる世の中になってほしいと思います😞
以前から使っていた電動爪やすりのキャップが壊れて
これに替えたのですが、とてもよく削れて作業時間が半分以下になりました。
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