ムカつく『教え魔』 | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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近頃は、ボーリング場やゴルフ場・キャンプ場などに、頼んでもいないのにしつこくくっついてきて色々と教えたがる『教え魔』という人たちがいるそうですが、

犬飼いさんの中でもそういう人たちがいます...

 

 

昔よく行っていたドッグランに柴犬を連れたSさんという60代くらいの男性が、

夕方になると来ていました。

 

私はいつも午前中に行っていたのでそれほど頻繁には会いませんでしたが、

ほかの常連さんたちにはとても嫌がられていました。

 

Sさんは子犬を連れてくる人をみつけてはくっついてきて、

頼んでもいないのにしつけの話をしだし、

勝手によその犬のマズルをギュッと握ったり吠えている犬を叩いたりします。

 

 

自分は今まで何頭もの大型犬を飼ってきて、

このあたりでは知らない人はいないくらい有名な犬の専門家だと延々自慢するそうです。

 

 

Sさんはいつも「あんた犬になめられてんだよ!」から始め、

主従関係を築くためにもっと厳しく接しなければいけないんだと話しながら、

意味もなく頻繁に自分の犬のチョークチェーンにリードショックを与えていました。

 

ドッグランに来ていながら犬を自由に遊ばせるわけでもなく、

ずっと短いリードをつけたまま誰か相手をみつけては犬のしつけの話をして、

話す相手がいなくなると帰る人でした...

 

それでも初めて犬と暮らし始めた人は、犬に詳しい人だと言われるとついつい話を聞いてしまいます。

 

そして自分の愛犬に暴力をふるわれているのに文句も言わず、

「いろいろ教えていただいてありがとうございます」などとお礼まで言ってるのです😞

 

 

世の中にはSさんほどでなくても、

犬のしつけについて頼んでもいないのに教えたがる『教え魔』がたくさんいます。

 

もちろん皆さんはそういう人たちを安易に信用しないと思うのですが、初めて犬と暮らし始めた人たちはついつい間違った知識を刷り込まれてしまいます。

 

ですからそんな人たちに言い返せるくらいの知識を持つために勉強してください。

 

学ぶことこそが愛犬と自分を守るための武装になるのですから...

 

ちなみに、『教え魔』に絡まれたら「ハズバンダリートレーニングって知ってますか?」って聞くといいです。

 

私の犬学の先輩がよく使う手なのですが、

それで相手の知識レベルがだいたい分かりますのでね😅