しつけと虐待の境界線 | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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皆さんはこの人を覚えているでしょうか?

 

数年前に咬み犬矯正のトレーニングと称して

犬の首にチョークチェーンを付けてサークルの中に入れ、

首吊りする様子が飼い主さんによって公開されて非難されたドッグトレーナーです。

 

一時はひっそり炎上が収まるのを待っていましたが、

まだこんなことを言っています。

(いつも話が長いので飛ばし飛ばしでいいですよ😓)

 

 

しゃべりが流暢なのでなんとなく聞いているとそういうものかなと思ってしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、この人に言ってることは

「近頃はどこまでがセクハラか線引きが難しいんだよなぁ。昔は当たり前のようにふざけて言ってたことが暴言だとか人権侵害だとか叩かれるからなぁ」って居酒屋でグチってるおっさんたちと変わりありません。

 

今の先進国のトレーニング常識では、

チョークチェーンやスパイクチェーンなどを使って痛みを与えることで、

犬に行動変容を促すということ自体が非倫理的であり、

チョークチェーンにつなげたリードを上に引っ張って首吊りするのは虐待です。

 

そんなことをされたために舌骨が折れたり、

眼球が飛び出したり、

頸椎ヘルニアになったりしている犬たちが実際にいるのですから...

 

そんなことも分からないから一般の飼い主さんたちと価値観や倫理観が乖離して

叩かれていることにも気づかないんです。

 

動画の前後がカットされて誤解されているなどと言っていますが、

前後がどうあれやってはいけないことをしているのですから、

非難されてもしかたないでしょうね。

 

ちなみにこういうことが線引きの難しいしつけやリハビリの手法なのであれば、

日本の法律がまだ未熟なだけでカナダやオーストラリア、ヨーロッパの国々なら

即逮捕されると思いますよ。

 

もう一つ言うなら、

運転中は運転に集中して事故を起こさないように注意してほしいですね。

 

 

下の動画はあまりに残酷なので気の弱い方は見ないでください😞