何も事情を知らないくせに | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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世の中には自分が認められないと感じていることをやっている人を、よく考えもせずに否定する人がいます...


なぜ自分の経験や常識感が全て正しいと信じ切れるのでしょうね?

 

 

例えば連れている犬に服を着せているだけで、

犬を虐待してるって非難する人たち...

 

「ひどいわねぇ〜!わんちゃんがかわいそうじゃない!」

 

「犬には服なんて必要ないのに虐待よね〜!」

 

「すぐに脱がしてやりなさいよ」

 

犬が嫌がっているのに無理やり着せていて、着せている理由が単なる飼い主の好みなのだとしたら問題かもしれませんが、雨が降りそうだからレインウェアを着せているのかもしれませんし、アレルギーで身体を掻き毟ってしまうからなのかもしれません。

 

ハウンドドッグ系のウィペットやイタグレなどは真夏以外は防寒のために服を着せるのが常識ですし、シニアの犬は体温調整力が落ちているので防寒は必要です。

 

 

何も事情を知らずに批判するのは本当に失礼です!

 

 

 

シニアで体力が弱くなりお散歩中に歩けなくなった愛犬を、

抱っこして歩いている飼い主さんに、

 

「あらあら、抱っこしてたら運動にならないじゃない」

 

「なんのための散歩なの?」

 

などと声をかける人も見かけたことがあります...

 

 

ドッグランで口輪をしている犬を見かけても同じように言いたいことを言います。

 

「そんなの付ける必要ないじゃない!かわいそうに...」

 

「大丈夫!噛まないから外してあげて!」

 

「私が責任持つから...」

 

その飼い主さんたちだって、

決してそうしたくてやってるわけではないのに
自分の想像力が及ばないことなどあるとは思わず

感じたまま非難だけする。


それがアニマルライツに寄与しているとでも思っているのでしょうか?

 

自分がそう思っても黙っている忍耐力に欠けるのか、

すくなくとも、なぜそうしているか質問してみる
心のゆとりがないのか…

 

 

今はなき私の学友がこう言っていました。

 

「自分の物差しがいかに相手を傷つけているかわかっていない」と...

 

それぞれの犬と飼い主さんには様々な事情があるのですから、確認もせずに余計なことは言わないであげてほしいものです😓