9月に入り朝晩は少し過ごしやすくなって来ました。

ダイビングショップのゲストは9月に入っても、まだ余り増えてきません。

 

人生の最終コーナーに入った最近になって、私が歩んできた生き方について考えさせられる出来事が相次いで起こっています。

 

私自身は生きているうちに気が付いて、大変ありがたいと思っています。

 

この所、53歳での早期退職を申し出た時の、当時の上司に私が言った言葉を思い出します。

 

上司は53歳での早期退職を認めず、55歳での退職になりましたが、当時の私は上司に対してー私にとっての今の1年は5年10年に相当する。55歳では絶対に退職するーと言って55歳歳での早期退職になりました。

 

最近の自分の心境は将にそんな感じにて、今は1日1日がとても大切に感じられます。

 

今日のテーマについてですが、私は完璧主義的な傾向があり、またB型特有の楽天的で、猪突猛進のタイプで、頼まれもしないのに何でも自分でやってしまう、厄介な性格がある事に最近気付かされました。

 

その1つが自分が相手の為になる事だ、正しい事だと勝手に思い込んでやった事に対して、相手の反応がない場合ー何で判らないんだーと知らず知らずのうちに自分の価値観を押し付けていたような気がします。

 

今までにもブログにて書いてきたように、日本の常識はフィリピンでは非常識になるような、極端に言えば、日本とは真逆の風習文化のこの国では、自分の価値観を押し付ける等通用するはずもありませんし、論外の事です。

 

今日は夕方からいつもの我が家のテラスから、我が家の前の道を通る、通学帰りの学生達、水を買うための沢山のプラスチックボトルを体中にぶら下げて通る近隣の女性、煮炊き用の焚き木を運んでいる人達、やぎや牛の世話をする人達等、毎日の生活の様子を眺めながら、―そうなんだ!  自分の性格で自分がやりたいから、やっているだけの事なんだ!

 

ここまでは2日前に書いたものです。

 

この後、集中力や、ブログを書く意欲が何となくなくなってしまい、2日間ブログを書きませんでした。

 

これこそ、自身の78歳という年齢を認識させる、最近では普通の出来事です。

 

話が飛びましたが、ブログの続きを書きます。

 

家内との間の英会話でのコミュニケーションがずれていたと思われると、既にブログに書きました。

 

電子レンジの使い方1つとっても、使った事がないもの、経験したことがない事は判りようがありません。

 

ただ経験する事の大切さについて、本当に理解する事は、私の身近なフィリピンの家族、親類達には難しかったような気がします。

 

今回、私が判ったのは彼等には彼等のペースがある事です。

 

私が移住してから更にフィリピンが好きになったのは将に彼等のそういうゆったりとしたペースであり、細かい事にこだわらない点であり、

 

外国人、年齢差カップル、レスビアン、ゲイ等の性的マイノリティ、あらゆるタイプの障害者等に対して、偏見が少なく、おおらかで、人の目を気にする事なく、自分が自分らしく生きられると言う事だと改めて気付かされたように思います。

 

私が考えていた事、押し付けていた事が正しいかどうか等、どうでもいい事であり、今の私の心境は将に、我が家の家族や普通のフィリッピン人の考え方の基本ともいえるー今幸せだからそれでいいーではないかと思います。

 

娘により、家内の英語力が判った先月から、家内と娘と私とのコミュニケーションが一段と進化して、相互理解が深まりよりお互いに何でも言えるようになった気がしています。

 

下の写真は9月3日に家内がsuwaki等持寄り、埠頭で友達達と夕食をした時の写真です。 フィリピンスタイルの食事です。

 

 

 

夕方前からグリル等の準備をしたようです

 

下の写真は今朝の私がボランティアをしているダイビングショップの写真です。

今、ドイツ人のレギュラーゲストの御夫婦が来ているので、明日あたり一緒にダイビングをしようと思います。

 

下の写真は今朝撮ったの我が家の庭の花です。

 

最後にお見苦しい写真ですが1昨日、このブログを書いている途中で撮った我が家のテラスからの私のパンツ姿の写真です。

我が家では殆どパンツ1枚で過ごしています

 

今日はここまでにします。

 

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