日曜日ですが朝のうちは小雨模様で、娘の体調が優れないとの事にて、休養日とする事にしました。

 

 

この日は近隣の24時間営業のローソンでの食材の買い出し、近くのマツモトキヨシでの免税利用の化粧品や薬品、アクセサリー等の小物の土産品類の下見を家内と娘と一緒に行いました。

 

家内と娘は、マツモトキヨシでは2時間近く、化粧品やアクセサリー等を中心に熱心に見て回っていました。

 

また近隣の公園などにも行ってきました。

 

 

日本に到着した時のタクシー運転手さんが船橋は、外国人の為の日本語学校が3つもあり、多くの外国人が住んでいるとの話でしたが、実際に今回の宿泊先の周辺や船橋駅周辺で日常的に多くのアジア系の外国人の方達を見かけました。

 

そのせいか、今回の宿泊先は、街から離れた少々不便な場所にも拘わらず、マツモトキヨシが免税店の看板を出しているのに最初は驚きましたが、納得しました。

 

船橋駅周辺も西武デパートが、なくなるなど、時代の変化と共に変わって来ている様子がうかがえましたが、6階建ての100均ビルがあるのには驚きました。

 

100均のショップができ始めた30年以上前は郊外に小規模な店だけで、その後はイトウヨーカ堂や色々な駅前ビル内のテナントとして、急速に発展したように思います。

 

私も一時帰国する度に利用していましたが、6階建てのビル、丸ごとの100均ショップ

には驚きました。

 

品揃えも圧倒的に多く、今回の家内と娘の土産品等の多くもここでの購入となりました。

 

家内と娘はこの100均ショップに行った時は3時間近く、熱心に飽きる事なく見て回っていました。 それにしても完全に自動化されたセルフサービスレジには驚きました。

 

今回、改めて痛感しましたが、家内と娘にとっては、日本の観光と同等か同等以上の興奮、喜び、価値が、100均やドン・キホーテ、マツモトキヨシでのショッピングにあったようです。

 

フィリピンでも家内は娘を連れて毎月のように町の古着屋に行つて、1着100ペソ、150ペソの古着を買うのを楽しみにしており、私のシャツやズボンも殆ど全て古着屋で買ったものです。

 

今回は私が話した、私の知っている日本のリサイクルショップに行くことを楽しみにしていました。(私は日本帰国時に時々ここで中古のテニスラケットやテニスバッグ、ジーンズ等を新品の10分の1以下の価格で買っていました)

 

娘は1年くらい前からは、以前のように家内のアドバイスで化粧品類を使っていた頃と違い、自分自身で自分用の化粧品やアクセサリー等類を選ぶようになり、フィリピンでも薬局やスーパーマーケットで、買ったり通販を利用していました。

 

今回の日本旅行でも、ショッピングの際、家内とは別行動で、自分自身で自分用のもの、またボーイフレンドや友達へのギフトを選んでいたようです。

 

今回は事前に家内と娘には、土産物等ショッピングの予算について、厳しい事を伝えており、2人共に充分に判っての日本でのショッピングでしたが、2人共に100均ショップやドン・キホーテ、マツモトキヨシでの買い物で大満足だったようで、私も厳しく制限した予算内に収まりホットしました

  

 

月曜日は、半年以上前に壊れた私の補聴器の修理と眼鏡の新調等の私の私用の用事を済ませました。 補聴器はイヤホン部分の損傷で、部品の交換が必要となり、両耳で25000円と高額だった為、殆ど聞こえない左側だけ取り寄せてもらう事にしました。

 

この補聴器は日本の家内が18年に末期癌にて、余命半年以内の宣告を受けて、私が介護にあたったときに、段々と家内の声が小さくなって聞きづらくなった為に、私が長男に言って、当時20数万円で買わせたものです。

 

自分では気付かなかったのですが、左側の耳は殆ど聞こえなくなっており、聞こえないために、知らず知らずのうちに、大きな声で怒鳴るようになっていたようです。

 

日本滞在中は家内から何回も咎められました。 

 

メガネは一時帰国時に何時も無料で検眼してもらっていたメガネチェーンで、最も安いメガネセットを発注しました。

(今回は傷だらけで見ずらくなったレンズの交換が一番安いと思っていましたが、フレームとセット販売の方が安くなると聞き驚きました)

 

 フィリピンは紫外線が強く私は白内障があるので、スタッフの方が進めてくれた完全に紫外線をカットするレンズはとても魅力があったのですが23000円と予算オーバーな事と日数的にも滞在中には出来上がらない為に、断念しました。

 

この日はデパート内の東急ハンズで私の文具類と娘がギフト用の紙バックを購入して、免税の5000円を超えた為に、デパートの免税コーナーで手続き、免税分の返金をしてもらいました。

 

下の写真は東急ハンズのキャッシャーです。

 

下の写真はデパート内の免税カウンターです。

 

昼食も初めてデパート内のレストランでしました。

 

デパート内のデパ地下など見た後の小休止です

 

 

この日はドン・キホーテで日本土産のチョコレート類を購入して、観光には行かずに宿泊先に戻りました。

 

 

 

6月7日の金曜日には上記の補聴器と眼鏡の受け取りと、役所にて、娘の日本国籍取得申請の為の戸籍謄本の入手とインターネットで知った住民票を海外に移した海外在住者でも6月1日からマイカードの発行ができるようになったとの事実の確認と発行手続きを行いました。

 

下の写真は当日家内と娘の最初の待ち合わせ場所にしたスターバックスです

 

時間的な関係でこの手続きが6月7日の金曜日の午後となり、当日対処してくれた駅前の役所の出張所ではまだ海外在住者のマイカードの情報がキチンと届いていなかったようで、必要な書類に記入し、待っていたところ、係の方からー大変お待たせして申し訳ありませんが海外在住者のマイカードの申請の受付は出張所では出来ず市役所のみとの事ですので、市役所でお願いしますーとの話になりました。

 

4時10分に市役所は閉まるとの事で、既に3時過ぎにて、私は補聴器と眼鏡もこれから受け取りにいかなければならず、月曜日の朝フィリピンに戻る為、どうしても今日中に手続きをしなければならない旨をスタッフの方に伝え、直ぐに市役所で受け付けてもらえるように、提出書類のチェックをお願いしました。

 

直ぐに担当したスタッフの方以外2人の方が来て、書類の点検、記入のアドバイスをしてくれ、このまま市民課の担当者に出してくれれば大丈夫との事でした。

 

後で考えると、難聴と、時間が迫っている事の焦りからつい自分では意識せずに大きな声を出してしまったような気がします。

 

高齢者の大声に驚かせてしまったのかもしれません。

 

この後息を切らしながら走り続けて補聴器と眼鏡を受け取り、大急ぎで家内と娘を待たせていた日本の食堂に行き支払いを済ませて、家内と娘に事情を説明して、娘に隣りのゲームセンターで遊んでいるようにと若干の日本円を渡し、駅前のタクシーに飛び乗り市役所に行きました。(市役所は駅から徒歩でも15分以内ですが、この時は歩く体力がもう残っていませんでした)

 

家内と娘の遅い時間での昼食の場所兼待ち合わせ場所にした私の行きつけの蕎麦屋さんです。

残念ながら私が娘のために選択したカツ丼は食欲がなく殆ど手を付けなかったようです。

 

日本語も全くできず、互いに連絡も取れないない家内と娘2人を食堂に残しておくのは、不安もありましたがやむを得ないと決断しました。

 

市役所につき市民課に着いて、海外在住者のマイカードの件で来ましたと告げる間もなく私を見ていた若い男性が、連絡を受けていますと直ぐに来てくれて、持参した書類を持って続きをしてくれました。

 

20分位であっという間に終わり、送付までは数ヶ月以上かかると言う事とセブの総領事館にカードを送ってもらう事にしました。

 

彼は先日マニラに行ったとの事で、セブにも来てほしい旨話しました。

 

マイカードの取得は今回は無理かもしれないと思っていましたが、今後非常に役立つマイカードの取得など、今回の殆ど全ての私個人の用事が済み、家内と娘のところに戻りました。

 

フィリピンの役所では考えられないきめ細かな対応をしてくれた今回の日本の市役所の対応に、両国の文化の違いを感じました(但し海外在住者の健康保険の問題等での私の質問に対して、今までに何回か部署により、また人により全く解釈が違っていた事があり、その時には少々厳しく正しい答えをただした事がありました)

 

家内と娘は私が私事で駆け回っている間、日本で初めてのスターバックスでのティータイムを楽しんだり、学校帰りの学生達が興じているゲームセンターで自分たちもゲームをしたりして、普通の日本人の方の生活に触れて楽しかったようです。

 

今日はここまでにします。

 

 

追記

フィリッピンの日常生活

今回の日本旅行で、改めてそれぞれの国の食文化の違いを感じさせられました。

 

家内と娘はフィリピンで私が作って教えたトンカツ、カレー、刺身は好物になっており、蕎麦やうどん等も時々食べるなど、日本食にもある程度慣れていましたが、いざ私が本場の日本の美味しい料理を経験させたいと思った料理は、回転寿司等の寿司類以外は、殆どそれ程好みにあった料理がなかったようで、驚きました。

 

私は日本の料理は世界でも最高と思っておりますが、私自身は幸いなことにフィリピン料理をはじめ、どの国の料理も問題なく日常的に食べることができます。

 

矢張りそれぞれの国の人にとっては母国の料理が一番合っているのかなと改めて感じました。

 

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