3月からの猛暑がまだ続いています

 

来年度から以前のスケジュールどうり、真夏の4月、5月を夏休みとして、6月に新学期をスタートさせるようにとの大統領から教育省への直接の強い指示で、公立校も含めて、全ての学校が来年度から6月スタートになるようです。

 

教育省は後2年ほど掛けて元の状態に戻すスケジュールを立てていましたが、今年の猛暑による、フィリッピン全国の学校の相次ぐ強制休校措置等が続き、来年度から実施の強硬措置になったようです。

 

ただ、その強硬スケジュールのしわ寄せは、今年度の詰め込み教育となって、公立学校の生徒や先生は大変だと思います。

 

そのせいか判りませんが、公立学校の先生の定員数を大幅に増やしているようで、私の娘の私立学校でも、今年度の卒業式前の2週間ほど前に、多くの先生方が公立学校へ移られたようです。

 

フィリッピンと日本では、中学と高校までの教育制度が異なっており、6年前の教育制度の改革で、従来の中学高校4年間と欧米諸国や日本に比べて2年間短かった教育期間を、国際標準の6年間にした経緯があります。

 

ただ、貧困層の多いフィリッピンの事情を反映して、現在のフィリピンの教育制度は

幼稚園教育は1年から4年間、小学校は6年間、従来の高校4年間(日本の中学3年間プラス高校一年に相応)、そして6年前に新設された2年間のシニアーハイスクール(日本の高校2年、3年)その後は大学となりました。

 

フィリッピンでは、日本の高校まで、公立学校は無料ですが、貧困家庭では小学校だけや、従来の高校4年間で就職させる家庭もあり、卒業式も小学6年、高校4年終了時、新設のシニアーハイスクール2年間終了時に行われます。

 

娘の私立学校はパンデミック時に1年間、学校の休校措置が取られたため、当時の在学生は、他の町の私立学校や、公立学校に全て転校して、1年後に再開した時には、一時は十分の一位の生徒数に激減していました。

 

現在は幼稚園と小学生は、パンデミック以前以上に多くの生徒が来ていますが、高校生は、途中で戻ってきた生徒や新規の転入生で増えてきていますが、娘の学年のgrade9の生徒数はまだパンデミック以前の半数くらいです。

 

娘の私立学校は地元のモアルボアルの町では歴史のある名門校らしく、卒業後はセブ市の名門大学にも多くの生徒が入学しているようです。

 

私は娘に学校での勉強について、特に何も話していませんが、英語と数学と理科はフィリピンでは大事だと思うということは、高校生になってからは時々アドバイスしていました。

 

娘は小学生時代は、クラスのトップ10には時々入っておりましたが、普通の小学生で特に勉強等していませんでしたが、高校生になってから、自身で勉強する事に目覚めたようで、試験の始まる前には何時も深夜まで勉強していました。

 

特に教師との相性が良かったのか数学の成績はクラスでもとびぬけて良くなって、本人の自信と他の教科にも良い影響をもたらしたようです。

 

昨日の終業式でもオープニングメッセージの役目を務め、学年トップのトロフィーを貰い、喜んでいました。

 

娘のボーイフレンドの卒業式は明日の土曜日ですが、彼はgrade10の卒業時の学年トップに与えられるValedictorianの称号を得たようで、娘も喜んでいました。

彼の姉も数年前卒業時にこの称号を得ていたとの事でした。

 

今日、金曜日は実質的に、娘の私立学校のグループのダンスコンテストのダンスの練習の最後の日となります。

 

今回は7人のプロフェショナルのダンストレーナーのもと、4月11日より、連日のように猛特訓をしてきました。

 

参加のグループは9つということで、他のグループは2月から既に練習を開始していたようです。

娘の私立学校は2月、3月は学校のイベントのprom等の為に、4月11日から練習開始となり厳しい日程となったようです。

 

トレーナーも、有名なトレーナー達ということで、今回のダンスコンテストの結果は彼ら自身の威信とキャリアにも影響するのではないかと思われます。

 

ただ、他の8つのグループとも学内にダンスグループがあるような大規模な学校が中心になっており、勿論それぞれのグループが専属のプロのトレーナーを雇っており、厳しい競争になりそうです。

 

6年ぶりの行事という事ですが、今回の規模は予算から見ても、空前の大規模なダンスコンテストになりそうです。

 

本番は5月14日です。

 

下の写真は昨日の稽古の様子です。 娘は終業式終了後に直ぐに練習に参加する為にジムに行きました。

 

下の写真の左側は今回のダンスクイーンが練習しているところです

 

練習が終わり、トレーナーの話を聞いているところです

 

今日はここまでにします。

 

追記  むらさんへ

face bookは見て頂いているようですが、水曜日にメッセンジャーでメールを送りましたのでよろしくお願いします。

 

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